2011.04.16
生活 / くらし

逢瀬川の桜が咲いてきました。

今週月曜日から徒歩通勤を再開させたのですが、月曜日に大きな余震があり、再度車での通勤に切り替えていました。

本日は土曜日でしたので、いつもより30分ほど早く家を出て歩いてクリニックまで来ました。

途中、逢瀬川の橋を渡りますが、桜が5分咲きでした。

思い起こせば、昨年は満開の桜に雪が積もっていましたね。
今年は震災と原発事故に立ち向かいながらの桜見になりそうです。

開成山球場でも屋台が出始めているようです。
いつもの年と同じようにお花見が賑わうといいですね。

本格的なお花見は来週末かなと思いながら眺めていました。

2011.04.15
研究
生活 / くらし

国立がん研究センターの見解と提案

今回の震災に関連する放射性物質について、国立がん研究センターの見解が出ています。

国立がん研究センターの見解と提案

1. 現時点の放射性物質による健康被害については、チェルノブイリ事故等のこれまでのエビデンスから、原子炉において作業を行っている方々を除けば、ほとんど問題がないといえる。

2. 現在、暫定的に定められている飲食物の摂取制限の指標については、十分すぎるほど安全といえるレベルである。

3. 放射性物質に汚染されたと考えられる飲食物については、放射性物質の半減期を考えれば、保存の方法を工夫すれば、十分に利用が可能である。

4. 放射線量については、定点でかつ定期的に測定し、放射性物質の種類(ヨウ素-131、セシウム-134等)を、定期的に発表を行うことで、国民の方々が安全であることを理解し、安心が得られると考えられる。

5. 今回の問題となっている原子炉について、当該原子炉から放射性物質が含まれるちり等が拡散しないよう、いち早くの対応をお願いしたい。

6. 被ばく線量が250ミリシーベルト以下での職場環境が保たれない場合は、自己の末梢血幹細胞を保存しておくことを提案する。

7. 今後、国立がん研究センターでは、長期にわたる放射線の発がんへの影響について、臨床面と研究面から注意深く追跡を行って参ります。

http://www.ncc.go.jp/jp/

発がん物質と発がんリスクも興味深いですね。

http://www.ncc.go.jp/jp/information/pdf/shiryo2.pdf

 

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放射線治療もたくさん行っている癌の専門家がこのように書いていますと、我々も安心しますね。

原発事故後、ネガティブな情報や風評被害が沢山あります。
僕も小さい子どもを持つ親ですので、時々とても心配になります。
だから、信頼出来る専門家がきちんとした情報を出してくれるととても安心します。

昨日は、東京電力が福島第1原発事故収束までどのくらいかかるのかという見通しを立ててくれました。
少し希望が出てきたような気がします。

2011.04.13
生活 / くらし

原発周辺「20年住めない」=菅首相が発言、その後否定

時事通信 4月13日(水)15時51分配信

 菅直人首相は13日、松本健一内閣官房参与と首相官邸で会い、福島第1原発から半径30キロ圏内などの地域について「そこには当面住めないだろう。10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」との認識を示した。松本氏が会談後に明らかにしたものだが、首相は同日夜、「私が言ったわけではない」と記者団に語った。

 松本氏によると、同氏は首相に対し、避難生活を強いられている周辺住民の移住先について、福島県の内陸部に5万〜10万人規模の環境に配慮したエコタウンをつくることを提案。首相は賛意を示し、「中心部はドイツの田園都市などをモデルにしながら、再建を考えていかなければならない」と語った。

 ただ、松本氏はその後、「20年住めない」との発言について、「私の発言だ。首相は私と同じように臆測(認識)しているかもしれないが、首相は言っていないということだ」と記者団に釈明した。 

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耳を疑う、いやネットで見たので目を疑うような記事でした。

半径30キロ圏内などの地域というと南相馬市の原町区も入ります。
最近では、環境放射線量の数値が低く、多くの方が戻ってきていると聞いています。

人が住めないということは、放射線量が高くてと言うことになりますが、実際の測定値は南相馬市よりも福島市や郡山市の方が数値が高いです。
これまでの報告でも距離よりもスポット的に放射線量が高い地域が有ることが知られており、その事で飯舘町が避難地域になったのは最近の事です。

これらのことを知りながら半径30キロ圏内などの地域とおっしゃっているなら、福島や郡山はどの様に考えているのでしょうか。
そうでなく発言したとしたら、あまりにも福島県民の事を軽く考えた発言で、あり得ないと思います。

場合によっては、その発言は本意では無かったのかもしれません。
ただ、我々は憔悴しきっています。
言葉を選んで欲しいですね。

2011.04.11
生活 / くらし

校庭活動に放射線基準…文科省、福島県に提示へ

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放射線業務作業従事者の被爆限度は、5年間で100mSvを超えないようにしなければいけないとなっています。
つまり今回の基準は放射線業務作業従事者の被爆限度と同じになります。
しかも、女性の場合では3か月で5mSvを超えないようにと定められています。

それが、急に児童で20mSvを超えなければ大丈夫と言う方針とするという話です。

原子力安全委員会が大丈夫と言っているようですが、実際にその値が大丈夫なのかを我々が判断することは出来ません。
我々は不安を感じるだけです。

以前、ラジオ福島で長崎大学の先生方の講演が流れたことがありました。
郡山医師会でも医師会員向けの説明会がありました。
このブログでも紹介しました。

このような大きな決定をするのですから、きちんとこの値には根拠があって、大丈夫なんですよと言う説明が必要です。
繰り返しの説明を行うことが、我々市民の不安を取り除いてくれる事だと思います。

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東大病院で放射線治療を担当する team_nakaga と言う医師の他、原子力工学、理論物理、医学物理の専門家の方々が、今回の原発事故に関して正しい医学的知識を提供していきます。

http://Tnakagawa.exblog.jp/

 

放射線の妊婦・胎児への影響
http://Tnakagawa.exblog.jp/15135715/

 

水道水中のヨウ素からの被ばくについて
http://Tnakagawa.exblog.jp/15135758/

 

福島第一原発30km圏における被ばく
http://Tnakagawa.exblog.jp/15158073/

 

放射性セシウムと放射性ストロンチウム
http://Tnakagawa.exblog.jp/15214540/

 

興味のある方はご覧になって下さい。

2011.04.10
生活 / くらし

週末那須に行ってきました。

子供たちから4月1日公開の仮面ライダーの新作映画が見たいというリクエストが有りました。
それで、先週末に映画を見に行こうとしたところ、郡山テアトルも福島ワーナーマイカルもまだ営業を再開していませんでした。

高速道路も開通していますので、子供たちの希望をかなえるためと気晴らしに、那須フォーラムに行ってきました。

実は、先週より郡山テアトルも再開していた様ですが、パパと子供たちは映画館に、ママは那須アウトレットに行きたいという希望もあり、那須行きを決めました。

今回の「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」では、平成仮面ライダーで大人気の電王とオーズ、仮面ライダー1号2号が活躍して、さらにオールライダーそろい踏み、そしてなぜか人造人間キカイダーや快傑ズバットまで出てきてしまい、かなり派手な登場人物でした。

http://www.all-rider.jp/

大爆笑の場面もいくつかあり、最近の仮面ライダー映画の中でもお勧めです。
今回は仮面ライダー40周年で、巨大ショッカーにライダーが勢揃いで体当たりしていくのですが、なぜかライダーが40の形になって突っ込んでいきます。
全く映画と関係ないのですが、久しぶりに笑いしました。

映画が終わった後は、那須アウトレットに行きました。
子供たちはエアスライダーに大喜びでした。

郡山では測定した放射線量の数値が高いです。
通常に生活するには全く問題ないとは言われていますが、我が家も幼児がおりますので積極的に外で遊ばせてはいません。

昨日は思う存分外で遊ばせる事が出来ました。
また今日から頑張ります。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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