2008.03.26
仕事 / 職場

最後の手術

今日は午前中外来を行い、午後から、透析患者さんの内シャント手術。現在の病院ではたぶん最後の執刀医での手術。
いつものように、当たり前のように進んでいき、特に問題もなく終わりました。
この病院で、どのくらいの手術をさせてもらったのだろう。
ちょっと数えられないくらいです。

これが最後だと思うとちょっと寂しいですが、今後は外来診療に徹して頑張っていくことを再認識しました。

5月に開業してからは、やりたいことが沢山あります。
でも、あれもこれも中途半端になることだけは避けたいと考えています。
自分のやるべきことを決めて、そのことに集中して行くことが最も大切だと、いつも考えています。

2008.03.23
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

診療時間など

昨日、クリニックの診療時間等を記事としましたが、よく見るとかなり小さく、見づらいのではないかと思いました。

再度、画像を大きくしました。

透析に関しては、当初は月、水、金と火、木、土の午前で開始し、満床にちかくなったら、月、水、金の午後のクールを行う予定です。

郡山地区では、夜間透析をやる施設が多数あり、夜間透析はベッドが余っていると聞いてます。
それで、夜間透析は行わず、午後のクールとする予定ですが、なるべく多くの方にオンラインHDFを提供したいとの考えからは、2クール目を開始する時点で、希望者が多数いる場合には検討したいと思います。

ただ、診療時間を延長することは、スタッフの負担も増えることです。将来的な話ですが、簡単に決められないことなので、慎重に行いたいと思います。

患者さんも働く人間も、元気で楽しい時間が過ごせるように努力します。

2008.03.22
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

そろそろ完成です。

夕方、建設現場に行ってきました。
いよいよ建設も大詰めになりました。
29日が引き渡しになり、ほとんど完成に近づいています。

透析室のカウンターもできあがってきました。
実物が大きいので、びっくりしています。
窓との間がちょっと狭くなりました。想定しない、でかい物品があってたのです。

その物品は救助袋でした。幅は1mくらいあるでしょうか。蓋を開けると、1階まで続くトンネル状の袋が出てきます。
垂直に地面まで続く袋があり、人がおりられるそうです。
消防署の検査の時に、工事スタッフが実際に使って、滑り台みたいだったというのですが、垂直なのにどうして大丈夫なんだろう。
この規模の建物だと、置く必要があるとのことです。

2階の透析ラウンジも、ほぼ完成を向かえます。

透析を終わった患者さんが、ふっと安らぎのひとときを迎えられるスペースです。
日中の眺めもいいですが、夜の雰囲気もいいようです。
4月になると、この雰囲気に合ったテーブルと椅子が置かれます。

入り口から、2階のラウンジを撮影してみました。

ちょっと、いいアングルで撮れたと思います。
5月11、12日の内覧会にはたくさんの人が見学に来てくれることを、願っています。

 

 

2008.03.18
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

建築現場に行ってきました。その2

昨日の建築現場で撮った写真と内装についての記事です。

1階の多目的トイレには、おむつ換えシートとベビーキープを配置しました。
1階は泌尿器科ですので、年配の方々が多いのですが、時々赤ちゃんを連れて来られるお母さんもいらっしゃいます。
きちんと準備してありますので、安心ください。

2階の多目的トイレです。
2階のトイレには、折りたたみ式のベッドを用意しました。
これは、浣腸用です。

何故浣腸用のベットをおいたかについてですが、これまで、浣腸は病室で行われていました。
しかし、その場合、トイレまで行くまでに漏れてしまうことがあります。そのために、トイレで立位で浣腸を行うことがあるのですが、これって危険なんです。

日本看護協会のホームページにその詳細が載っています。
http://www.nurse.or.jp/nursing/practice/anzen/anzenjoho.html

その内容は、グリセリン浣腸による直腸穿孔事例が4件報告されており、全例、トイレにおいて立位で行っていたと言う内容です。
浣腸用の管で、直腸穿孔を起こし腹膜炎を起こした例と、管で傷つけられた直腸の壁から浣腸用のグリセリンが血中に入り溶血下という事故です。
立位での浣腸は危険であるとのことから、やらないよう警告されています。

僕も最近まで知らなかったのですが、最近開業した先輩のクリニックを見学したときに設置されており、これは絶対必要であると思い、設置しました。

その他にも、トイレにはこだわりがあります。
先日記事にしましたが、1階男子トイレには、入り口にドアをつけていません。
もちろん、外から小便器が見えないように工夫してあります。
これは、なるべくドアノブをさわらないでトイレで用をたせないかと考えたからです。

それから、レントゲン室にもトイレを設けました。
尿道造影、膀胱造影などの泌尿器科特有の検査に対応するためです。

泌尿器科医として、ちょっとこだわりました。

2008.03.18
仕事 / 職場

病棟送別会

本日は、4年間お世話になった泌尿器科病棟の送別会でした。
4年前に大学での研究を終えて、もっともっと手術が上手くなりたいと、手術症例数が多く、部長が手術で有名な太田西ノ内病院を希望し、赴任してきました。

患者さんに常に接して診療すると言う部長の方針があり、朝、午前、夕の回診の他に、日曜、祝祭日も全員集合で回診をするため、休みもなく、最初の半年間はリズムがつかめず、かなり大変でした。
まあ、現在ではそれが当然で、今では身体の隅々まで西ノ内病院での生活リズムがしみこんでしまってますので、今後日曜日の午前中に何をやればいいのか困ってしまいそうです。
今後は今までどこにも連れて行けなかった子どもたちを、日曜日に遊びに連れて行こうかな。

これまで、つらいことも楽しいこともいっぱいあり、感無量の送別会でした。
みんなどうもありがとう。
これからもよろしく!

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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