- 2019.09.09
- 一般
食堂増築中2
今日は増築中の食堂の定例会議でした。
今回、初めて内部に入れてもらいました。
柱より向こうがベランダ部分を増築した場所です。
ここでスタッフは昼食を取ることになります。
段差になっている部分の奥が厨房です。
厨房床下に配管を通す都合上段差が出来ています。
段差の部分にカウンターが設置され、厨房で作った出来たての料理が提供されます。
工事は今月末に完成する予定です。
どんな具合になるのか、とても楽しみです。
- 2019.09.06
- 一般
食堂増築中
クリニックにいらっしゃった方は見かけたかと思いますが、個室透析センター2階は現在工事中です。
こちらが以前の建物
現在はこの様にベランダ部分が無くなり壁が出来ています。
現在、クリニック内に食堂を増築しています。
まずは、職員のお昼を提供することと、患者さん向けの料理教室を行えるスペースとして考えています。
そして、軌道に乗ってきたら透析患者さん達にランチを提供したいと思っています。
しっかり透析と栄養管理、そして運動療法と3つの柱でこれからも頑張っていきたいと思います。
完成したら写真を撮って皆様にお見せしますので、しばしお待ち下さい。
- 2019.09.04
- 一般
新しい超音波装置を導入しました
すずきクリニックには、臨床検査技師が2名、そしてシャントの超音波検査が可能な看護師が1名在籍しています。
これまでに、エコー下穿刺で使用する目的に汎用超音波画像診断装置Vscan Dual Probe(ポータブルエコー)も導入し活用してきました。
今回、更にエコー下穿刺を充実させる事と、エコー下PTAでも使用可能で、シャント血管付近を走行する神経まで観察可能なコニカミノルタの超音波診断装置 SONIMAGE HS1 を超音波装置No.2 として購入いたしました。
本日、早速エコー下PTAで使用してみました。
とても見やすくコンパクトで使い安いエコーです。
エコーの到達部位が少し浅いのでメーカーさんにこの後修正してもらいましたが、画面は非常に見やすかったです。
画像はバルーンを膨らましても先端がなかなか拡張出来ていない像ですが、この後繰り返してトライして拡張出来ています。
これで、当院の超音波装置は
メインで綜合病院と同レベルのハイスペック装置である
日立製作所の超音波画像診断装置 ARIETTA 70
サブで小回りが利き、どこでも移動可能な
コニカミノルタ SONIMAGE HS1
となりました。
- 2019.08.23
- 一般
東京都中野区南台に「わかやま透析クリニック 中野南台」オープン
3年前の6月に当院で開催した『超音波診断装置を使用したバスキュラーアクセス関連業務講演会』にて講師としてお呼びした東京女子医科大学臨床工学科の若山功治先生と腎臓内科の若山慈恵先生が東京都中野区南台に新規透析施設「わかやま透析クリニック 中野南台」をオープンされます。
若山先生のシャント血管の穿刺技術は超一流で難易度の高いシャントもエコー下穿刺でほぼ失敗する事無く穿刺可能だと思います。
また、東京女子医科大学腎臓内科と言う日本でもトップクラスの大学病院で研修された若山慈恵先生が院長と言う事で、注目されるクリニックになりそうです。
- 2019.08.09
- 一般
手根管症候群の疑似体験
透析患者さんの長期合併症として透析アミロイドーシスという病気があります。
β2ミクログロブリンと言う老廃物が身体に蓄積して、骨、腱、人体などにアミロイド繊維が沈着し痛みを引き起こすものです。
代表的な病気として手根管症候群やバネ指があります。
これは、横手根靱帯や腱鞘滑膜へアミロイドが沈着して肥厚した横手根靱帯と増殖した腱鞘滑膜が正中神経を圧迫し、手指の痛みや痺れ、母指球筋の麻痺と萎縮を起こします。
今回、院内勉強会で手根管症候群の疑似体験を経験させて頂きました。
こちらは母指球筋が麻痺して親指が曲げられないと言う想定での箸の使い方や財布から小銭を出す疑似体験です。
この様な体験をする事で患者さん達の苦労が解りますね。
これは、ピンチ力と言って指で掴む力がどの程度あるのかを測定するピンチメーターという器械です。
私のピンチ力は12kgくらいでした。
透析患者さんの平均が5kgくらいで、手根管症候群の方だと2kgくらいとなってしまうそうです。
ちょうど午後の時間でしたので、午後透析を受けている方達のピンチ力を測らせて頂きましたが、一番強い方で15kgくらいありビックリしました。
当院は比較的透析歴が浅い方が多いですが、透析歴20年以上の方でもピンチ力が10kgある方もいて比較的良好なようです。
ピンチメーターも1週間ぐらい貸してもらえる事になりましたので、当院患者さん達で測定してみたいと思います。
当院では、透析液清浄化とオンラインHDFを行っていますので、β2ミクログロブリンの値も日本透析医学会のガイドラインに記載されている透析前β2ミクログロブリン値30mg/L未満になっている方が大多数となっておりますが、正常値から比べると10倍くらい高値ですので、十分な透析を今後も提供していきたいと考えております。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。