2022.11.20
一般

岡崎バースクリニックの内覧会に行ってきました。

郡山市安積町の岡崎産婦人科さんが隣接地に建て変わり岡崎バースクリニックとして新たなるスタートを切ると言う事です。

本日、医療従事者向けの内覧会があり、訪問してきました。

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岡崎バースクリニックは、岡崎産婦人科さんのとなりに建てられた4階建てのクリニックです。

クリニックというよりは病院では無いかと言う印象でした。現在の岡崎産婦人科の建物はこれから取り壊し、来年の3月には駐車場として生まれ変わるという話です。

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入口では岡崎先生ご本人がいらっしゃいました。

誠実さが滲み出ている先生です。

診療は岡崎先生と香坂先生の2名で担当されるそうです。

複数の先生がいてくれるとより安心出来るかと思います。

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待合室はどこかのホテルのロビーかと思ってしまう感じでした。

私も一度岡崎バースクリニックを設計した建築士の先生とお会いしたことが有りますが、洗練されていてやっぱり都会の建築士さんは違いますね。

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私は全く知りませんでしたが、岡崎家の医業の歴史は200年以上有るんですね。

素晴らしすぎです。

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院内のレストランには出産後のお祝い膳も拝見させて頂きました。

フランス料理のフルコースですね。

今は産院だと当たり前なのかと思いますが、とてもゴージャスです。

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同じ階にはエステもあるようです。

こちらはエステの待合です。

出産後の美味しい食事とエステは最高ですね。

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こちらは一般の病室です。

個室内にシャワーブースもついており、ホテルに泊まる感じですね。

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そして特別ルームがいくつかありましたが、まるで三つ星の高級ホテルの一室という感じでした。

差額ベット代も1万円だそうです。

空いていたら絶対選んじゃいそうです。

こちらは、旦那さんお一緒に泊まれるそうです。

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こちらも夫婦で泊まれる和室のお部屋

小さい子を抱えての出産だとこう言う部屋があると嬉しいですね。

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たくさんのお花が飾られていましたが、援腎会のお花も良い場所に置いて頂き恐縮です。

すずきクリニックよりはあさか野泌尿器透析クリニックの方が近いですので、お世話になることも多いかと思います。

よろしくお願いいたします。

2022.11.17
一般

佐賀県災害時透析医療研究会でお話させて頂きました。

先週末は第24回日本在宅血液透析学会・第17回長時間透析研究会に参加して大阪に行ってきたのですが、火曜日は佐賀県佐賀市で開催された佐賀県災害時透析医療研究会に演者として参加してきました。

今回、座長である唐津市の岩本内科岩本剛人先生が、玄海原発から10kmしか離れていないと言う事で、原子力災害時の透析医療がどうだったのかと言う話を聞きたいと言う事で声をかけて頂きました。

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午前10時半に山岡先生に外来を変わってもらい、新幹線に飛び乗り、飛行機に乗って、佐賀に着いたのは夕方6時近くになりました。

移動でヘトヘトになっていましたが、気合いを入れて講演させて頂きました。

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震災後に何度か講演に呼ばれたことがありましたが、もう既に10年以上経過して記憶も薄れてきた時点でしたが、その分、震災後に当院で行った災害対策の全てをまとめてお話する事が出来ました。

今回のお題ですが

1.震災直後のライフライン
2.原発事故
3.新たなる災害に向けて
4.透析クリニックでの事業維持計画(BCP)策定
と言う内容でお話させて頂きました。

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スライドでお話したいくつかの話題をちょっと書いてみます。
患者搬送で起こった事
•浜通りから避難している透析患者3名の透析依頼あり
 ↓
•救急車が3台到着 1台に3人の救急隊員が同乗
 ↓
•救急車は1台に1名しか乗せられない決まりになっている
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自施設での透析が困難
 ↓
広域支援を依頼して事前に警察署から高速道路通行許可を受ける
 ↓
緊急車両の指定を受けておらずインターチェンジで足止め
 ↓
消防署が現在使用していない救急車を提供して患者搬送用に改造
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•当院は貯水槽に水が貯まっており、断水では無かった
 ↓
•呼んでもいないのに水道局から給水車がやって来て
 ↓
•御礼を言って他施設に向かってもらった
後日談
救急の勉強会での郡山医師会長からの発言
『水道局から電話がかかってきて、救急病院に給水車で水を運ぶつもりだと言うので、それでは透析が受けられない患者が救急病院に殺到、救急病院がパンクしてしまう恐れがある。水は透析施設に運んでくれとお願いした。』
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原発から20km以内の避難地域で土曜日に透析した患者に翌日にも透析を行った施設がある。
避難途中、次に透析が出来るのが何時になるか分からないから、出来る時にやっておきなさい。

 

などなどです。

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最後は病院では作成している事が多いですが、クリニックレベルでは作成している施設は少ないと思われるBCPについてお話させて頂きました。

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水曜日と木曜日は外来休診とさせて頂きました。

ご迷惑をおかけしましたが、お許しください。

 

2022.11.14
一般

第24回日本在宅血液透析学会・第17回長時間透析研究会に参加してきました。

11月12から13日の2日間、大阪府の大阪国際交流センターで開催された第24回日本在宅血液透析学会・第17回長時間透析研究会を両学会研究会の合同開催に参加してきました。

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今回はシンポジウム座長と演者、教育講演の座長という役割でした。

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教育講演では名古屋記念財団 理事長の太田圭洋先生より

「長時間透析・在宅血液透析と診療報酬」

と言う演題名でご講演いただきました。

今から20年近く前に、在宅透析に診療報酬が付いていない時代、患者さんからの要望で在宅透析を続け、在宅透析に診療報酬が認められるまで不遇の時期を経験した話を直に聞かせていただき、太田先生とお父様が言葉に出来ない程の大変な思いをされた事を知り、先人の苦労によって今の透析医療が成り立っていると言う事を改めて実感するご講演でした。

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シンポジウムは「長時間透析と栄養・食事」と言うお題で、座長である私の方から総説的な内容を話させてもらいました。

アミノ酸代謝で有名なしもかどクリニックの下門先生

CKD-MBDで有名なだてクリニックの管理栄養士の大里先生

腎不全食事管理のエキスパートの東京医療保健大学准教授の北島先生

札幌でオーバーナイト透析を行っているにれの杜クリニック管理栄養士の奥田先生

とご講演いただきました。

皆様素晴らしい内容で、盛り上がったシンポジウムとなりました。

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他のシンポジウムやワークショップの座長が2名なのに、何故かこのセッションだけ座長私1人でした。

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座長の挨拶後に大忙しで演者席に移り講演させて頂きました。

自分の発表後はまた座長席へ戻りと慌ただしかったです。

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日曜日の午前中は

シンポジウム2  Hemodialysis & Work balance

透析を受けながら働いている8名の患者さんからお話を聞く事が出来ました。

皆さんの熱い情熱を聞かせていただき、私も元気が出ました。

有意義な2日間を過ごす事が出来ました。

 

2022.11.04
一般

元将棋棋士の橋本崇載さん来院

昨日のYahooニュースですが、

橋本崇載八段、日本将棋連盟からの退会を報告

と言うニュースがありました。

偶然ですが昨日、その元将棋棋士の橋本崇載さんが郡山にいらしてくれました。

本来は橋本8段とお呼びしたいのですが、本人より引退したので、さんと呼んでくださいと言う事でしたので、橋本さんとしています。
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まずはクリニック玄関で記念撮影です。
橋本さんと交友関係にある友人のご紹介でいらして頂き、安積高校将棋部の学生達に将棋の指導をして頂きました。
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安積高校OBの方も来たいと言う事でしたので、OBの方と手始めに対局しています。
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その後、本日来てくれた5名の学生と対局してくれました。
人数多くないから多面打ちで無くて良いと言うことで、3時間くらいかけて対極してくれました。
対局は全員マスクをして窓を開けて換気扇を回して十分な換気の元に行いました。
ありがとうございました。
2022.10.30
一般

子供に新型コロナウイルスワクチンを接種した方がいいか?

先日のブログで

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新型コロナウイルスから急性脳症となる児童が増えている

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と言う記事を書きました。

その事に関して、10月27日の東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料

に注目すべき事案が書かれていましたので、ご紹介いたします。

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第3波から第7波までの新規陽性者数の推移を見ますと、第3波から5波までは感染の主流が20代でしたが、第6波7波では感染の主流が10代以下に推移しています。

年齢が高い人達はワクチン接種している割合が高いですし、感染者数の絶対数が増えている事からもワクチン接種していない若年の感染が主体になるのは仕方が無い事かと思います。

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感染者数が増えれば、今まで感染しても重症化するのは希だと言われていた事も立ちも重症化して亡くなる方が増えてきます。これは当然の事です。

ここで、コロナ死としての報告は、交通事故死でもコロナに罹っていて交通事故死した場合もカウントされてしまうのではないかと言う指摘をされる方がいますが、死因に関しても半数以上が新型コロナによる死亡だと記載されていますので、単純に10名の半数の5名としても少なく無い数値です。

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感染症が専門の岡秀昭埼玉医科大学教授が、新しい変異株が出ており、ワクチンに対する感染予防効果が下がる変異が強くなっているとYahoo!ニュースのコメントで書いています。

7波のように感染者が増加すると重症者も死者も増えてしまいます。

デルタ株の時は、ワクチン接種のリスクと子供の重症化リスクを比べた場合に、ハッキリと子供に対するワクチン接種が優れているとまでは言い切れませんでしたが、現在の子供の重症化数と死亡数の増加を見ると、子供のワクチン接種はすべきだと考えます。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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