平成25年12月10日(火曜日) 午後休診のお知らせ
明日平成25年12月10日火曜日の午後
院長出張のため、泌尿器科・内科の外来診療を休診といたします。
午前の診療と透析診療は通常通り行います。
ご迷惑をおかけしますがご了承のほど宜しくお願いいたします。
1年前と現在の『透析時間と血流量の関係』
1年前週辺りの透析時間と血流量の関係のグラフです。
通院中の70名の患者さんで、4.5時間以上でQB300ml/min以上の方が56名いらっしゃいました。
On-lineHDFを受けている方も59名でした。
今年は個室透析センターを開設して5時間透析のみでの受け入れとしました。
また、送迎の新規受け入れは5時間透析の方としました。
増床しましたので、ベットも増えました。
現在、通院する方は80名となりましたが、
5時間以上でQB300ml/min以上の方が42名と半数を超える様になりました。
On-lineHDFを受けている方も71名となっています。
直近の平均血流量は、332.6±64.4mL/minで、平均透析時間は4.9 ±0.3時間となっています。
スタッフが時間延長のメリットをとても理解していますので、患者さん達に勧めています。
そのため、昨年は4.5時間透析の方の多くが5時間透析にシフトしました。
5時間透析になった方の多くが透析後のだるさを訴えなくなり、とても良かったと言ってくれています。
5時間週3回の方が増えた分、血流量は昨年の400mL/minの方から300mL/minにややシフトしたようです。
5−5−5−4時間の週4回透析の方も7名まで増加しました。
中2日が空かない透析はとても楽だと言ってくれています。
今後もしっかり透析頑張りたいと思います。
長時間透析研究会in長崎のスライド1
長時間透析研究会in長崎のディベートセッションで
長時間高血流透析VS長時間低血流透析~どちらがいいの?~
の高血流透析派として発表させて頂きました。
ブログでも後日作成したスライドをブログでもお見せしたいと書きました。
何回かに分けて記事とします。
まずは表題
そして当院の現状報告
平均透析時間は4.9時間になりました。
週18時間以上の長時間透析の方も7名いらっしゃり,全て血流300ml/min以上です。
血流400ml/minの方が半数で、約9割の方が300ml/min以上となっています。
もちろんオンラインHDFもほとんどの方に提供しており、しっかり透析を実践しています。
尚、先日直近のグラフを提示しましたが、ここ1ヵ月で5時間を希望する方が増えました。
1つは来年1月に個室透析センターの透析コンソールが増えるため、既存棟から個室に移りたいと言う希望の方が多数出た為です。
そのため、直近のグラフト5時間の方の人数がかなり変わっています。
ご了承ください。
透析時間は長い方が予後がいい
誰でも知っている事ですね。
4時間で良いなんてことは絶対ありません。
血流だって多い方が生命予後はいいんです。
日本の透析患者さんの血流量の平均は198ml/minです(2008年わが国の慢性透析療法の現況)。
多くの患者さんの血流量が200ml/min付近に集中していて、260ml/min以上の方は3%でした。
欧米に比べ極端に少ない事が知られています。勿体ないと思います。
似顔絵を描いて頂きました
今回、ちょっとしたご縁で、やくみつるさんに似顔絵を描いて頂きました。
何人かの方に聞いたところ、ニコッとしている顔が良いとの事でしたので、プロフィール写真も似顔絵に変更いたしました。
いかがでしょうか?
ホームページに新しいページを追加しました。
援腎会すずきクリニックのホームページ内に
のページを新設しました。
個室透析センターの
を新設しました。
是非、ご覧になってみてください。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。