- 2013.07.23
- 生活 / くらし
昨日の洪水の爪痕
昨日は夜中にカミナリの音と共に郡山では激しい雨が降りました。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/rank_daily/prerct00.html#pre24h_rct
1時間降水量の日最大値では
福島県の猪苗代町で、40.5mmと、 1998年の39mmを超えて観測史上1位の値を更新したようです。
郡山市でも、40.0 mmと激しい雨でした。
クリニックの近くでも車が数台動けなくなったと言う報道もあります。
今朝は晴れていましたので、内環状線を通ってクリニックに向かいましたが、内環状線の体育館前はアスファルトが削られたようです。
いかに昨日の雨がひどかったのか、想像つかないくらいです。
自然の恐ろしさを感じました。
逢瀬川もたぷたぷです。
昨夜は大雨洪水警報も出ていましたが、皆さん大丈夫だったでしょうか。
山形の方がひどいと聞いて、すこし心配です。
ゴジてれChu!に個室透析センターが写ります
本日、15:50~16:53に放送される
福島中央テレビ
ゴジてれChu!(第1部)で
当院の個室透析センターが紹介されるとのことです。
先日の内覧会で、福島中央テレビの記者の方が取材に来てくれました。
もしよろしければご覧になってください。
7月21日(日)は選挙と講演会に行きましょう
「若年世代は 1%の投票棄権でおよそ 13 万 5 千円の損!?」
-年齢別投票率の違いが世代間の格差を拡大している可能性-
なんてショッキングな内容なんだろうと思いますが、東北大学大学院経済学研究科から7月12日に出されたプレスリリースです。
1.若年世代の投票率の低下とともに将来の負担の国債発行額は増えてきました
2.若年世代の投票率低下で社会保障給付の世代間格差も拡がってきました
3.投票棄権で若年世代の投票率が 1%下がると、およそ 13 万 5 千円の損と試算できます
とのことです。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20130712_01.pdf
詳しくは上記プレスリリースをお読みください。
7月21日(日)の午前中は、ホテルはまつで援腎会すずきクリニックの講演会に出かけ、午後から清き一票をお願いいたします。
現時点で100名近くの参加申し込みがありました。
そのため、会場を150名の1フロアから2フロアに広くいたしました。
皆さん、是非ともご参加下さるようよろしくお願いいたします。
南三陸に行ってきました。
少し前の週末に家族で南三陸町に行ってきました。
個室透析センターの記事でアップするのが遅くなってしまいました。
泊まったのは、南三陸ホテル観洋というホテルです。
多分、南三陸町で一番大きなホテルかと思います。
以前から、時々旅行雑誌で取り上げられていて、海の幸がとても美味しそうで気になっていました。
東日本大震災による大津波で大変な被害を受けている地域にあるホテルですので、気になってホームページを見てみたのですが、ホームページを見て是非とも行ってみたいと思いました。
と言うのは、語り部バスと言うバスを出していたからです。
スタッフが震災を風化させないために語り部として南三陸町内を案内してくれると言うのです。
と言うことで、出かけてきました。
南三陸町までは、福島からですと十分に車でも往復出来る距離にありますし、電車で仙台に行った場合も、ホテルの無料送迎バスもでています。
ホテルの部屋からは南三陸町内がよく見えます。
海鳥がやって来て、ベランダに停まります。
ちょっと良い写真が撮れたので載せてみます。
ただ、iPadで撮った写真ですので、写真の質はご容赦ください。
名物、キラキラウニ丼です。
全くホウ酸で処理していないウニを使っています。
美味しかったです。
今回の旅行のもう一つの目的でもあります。
翌朝はお天気に恵まれました。
朝9時に語り部バスは3台で出発しました。
やはり、多くの方が関心を持っているんだと思いました。
これが、町役場職員の女性が最後まで叫び続けたと言う事で知られている防災庁舎です。
http://memory.ever.jp/tsunami/higeki_bosai-tyosya.html
この庁舎で42人の方が犠牲になったそうです。
この3階建ての建物の屋上を2mも上回る津波が押し寄せたなんて全く想像出来ません。
現在でも多くの花が捧げられています。
語り部のホテルの方のお話はとても熱かったです。
その方自身が被災して、現在は仮設住宅にお住まいだそうです。
ご家族は大丈夫だったそうですが、多数の友人を失ったと話されました。
以前、この場所には町役場が有って、住宅がたくさんあったそうです。
全てを津波が押し流してしまい、現在は建物の基礎しか残っていないのが現状です。
この状況を全国の方に知って欲しく、語り部になったと話してくれました。
僕は、津波で流された地域の被害は大変ではあるが、放射線被曝が今後もずっとつきまとう福島に比べたら復興は早いのでと考えていましたが、これだけ広い土地の全ての物が無くなってしまった状況を見て、自分の考えが間違っていたことが分かりました。
復興予算、無駄遣いが問題になりましたが、ここに暮らす方達の事を考えたら無駄遣いは出来ないと思います。
最後に、彼が言ったことは、ここでは暮らせないと離れていった方もいるが、自分が生まれ育ったこの土地で頑張って生きていく事が自分の使命であると言う話でした。
自分にとって、郡山は生まれ故郷では有りませんが、子供たちの生まれ故郷ですし、親戚や友人がたくさんいる土地です。
我々も郡山で頑張って行かなければと改めて実感しました。
南三陸町は、漁業と観光の町だそうです。
最後に、たくさんの皆さんが足を運んで欲しいと話してくれました。
ブログを見てくれた方も多くの方が足を運んでくれるようにと思います。
ホールボディカウンターを受けてきました。
僕が現在住んでいる地域は、郡山でも最も線量の高い地域です。
今回市役所より通知があり、ホールボディカウンターを受けてきました。
検査も早かったですが、あっと言う間に結果が来ました。
予想通り感度以下でした。
多分郡山に住んでいる方のほとんどの方が感度以下だと思います。
一部、家庭菜園をしていたり、山菜・キノコを採ってきて検査をせずに食べている方がいたらそれなりの数値が出るかもしれません。
まあ、予想通りの結果ではありますが、皆さん検査は受けた方がいいです。
受けましょう。
検査は意義があります。
『心配なのは子供達で大人が受けても関係無い』とお考えの方もいるかもしれません。
そんなことはありません。
子供達は、検査を受けた給食以外は大人と同じものを食べていると考えてもいいと思います。
だから、大人の検査をすれば一緒に住んでいる子供達のデータの指標になります。
更に、子供達は放射性物質の排泄も大人に比べ早いです。
ですから、体内に蓄積しやすい大人で感度以下であれば、同じものを食べている子供達は感度以下と考えていいと言う事になります。
以上のことから、大人の内部被曝検査は同居する子供の内部被曝量を確認する為にとても重要なんです。
皆さん、検査の案内が来たら面倒くさいと思わず是非とも受けてください。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。