2011.07.20
生活 / くらし

教職員の先生方の異動について

東日本大震災の影響により、小中学校の先生方の転勤が4月から8月に変更になりました。

それにより、学級の担任が1学期終了時点で転勤してしまうということが起こることとなりました。
これは、ある程度仕方が無いことかも知れません。

昨日、学校の先生の人事異動について子供が通知を受け取り帰ってきました。
7月29日が離任式で、7月26日の新聞発表で異動が分かるそうです。
そして8月1日から異動です。
これは、毎朝通勤途中に会う校長先生にも聞いたのですが、新聞発表まで分からないと言っていました。

8月1日異動ですので、担任の先生が学校からいなくなることが7月26日まで分からず、7月29日に用事が有ればもう会うことも出来ないことが考えられます。

中学生の場合、中体連の途中でいきなり監督がいなくなることもありそうです。

今年の夏休みは放射線量の高い福島・郡山から一時的に遠方に行く子供がいたり、サマーキャンプに参加する子供がたくさんいます。
7月29日に学校に行けない子供がたくさんいる事は分かっているはずです。

これだけ子供のメンタルケアが必要な時にあまりにも配慮が足りないのではないでしょうか。
もう遅いですが、せめて終業式に異動する先生が生徒にお別れをすると言う配慮がされないのでしょうか。

2011.07.19
生活 / くらし

暑いぞ熊谷

週末に実家がある埼玉県に行ってきました。
本当は日光江戸村に行こうと思っていたのですが、あまりにも暑いため熊谷市の八木橋デパートに行ってきました。

このデパートは熊谷の老舗デパートで、子供の時は両親に連れて行ってもらい、屋上のゲームコーナーで遊び、レストランでお子様ランチを食べたものです。

熊谷は昔からとても暑くて、暑さでは全国1.2位を争うくらいだと思います。
ただ、僕の記憶の中では、日中はカンカン照りでも、夕方にはザーと雨が降り、夜には涼しくなった記憶があるのですが、最近ではそうでもなさそうです。

熊谷の隣には深谷市があり、ガリガリ君で有名な赤城乳業が有ります。
高校生の頃は学校帰りによく食べていました。
最近出ているガリガリ君梨味も美味しいようです。

夏はまだまだ始まったばかりです。
夏ばてしないように気を付けていきましょう。

2011.07.16
生活 / くらし

何が危険でなにが大丈夫なのか。

財団法人 食品流通構造改善促進機構という公益法人が、食品の放射能検査データを公表しています。

http://yasaikensa.cloudapp.net/

 

結果を見ると、現在福島県では、
しいたけ、 びわ、 ウメ、アユ、 アイナメ、 キタムラサキウニ、 アラメ、 ババガレイ、 ヒラメ、 コモンカスベ、 シロメバル、 ホッキガイ、 ヤマメが規制値を超えているようです。

他県では、茶が越えている県が数件有ります。

そして今回の騒ぎで注目された牛肉から基準値を超えたセシウムが出ています。

牛の餌に気をつけている地域の多くがNDです。
ところが、南相馬や浅川町で出てしまったので、全県出荷停止となるようです。

規制値以上の物は出回らないはずですが、今回の様な事もあるので安全の為にはNDの物を食べたいですよね。
ネットで簡単に見ることができますので、時々確認しましょう。
ちなみにNDは5Bq/Kg以下だったと思います。

それと、国は福島県全域の肉用牛の出荷停止を県に指示するとのことです。
NDの牛を作っている農家の方には申し訳ないですが、一時的にも安全が確認出来るまで福島県の牛の全てを出荷停止することは、我々を安心させてくれます。

それから、原乳もずっとNDが続いています。
福島の原乳を関西に持って行って混ぜて薄めて基準値以下にしているとかよく分からない話が出ていますが、元々の原乳がNDであるかをきちんと確認していれば、こんな話は出てきません。

規制値が高くてもしっかり調べてあり、その食べ物の結果が繰り返してNDであると言う事が大切なんです。

 

2011.07.13
診療
仕事 / 職場
生活 / くらし

震災前後での患者状態比較3

患者さんからの声です。

時間が短くなり透析後が辛くなったと訴える方は多かったです。
血圧が高くなり、早く透析時間を元に戻して欲しいと訴える方もいました。

水道からは濁った水しか流れてこなかったのでオンラインHDFは中止しました。
このことと時間短縮から、全身のかゆみが出現したと訴える方もいらっしゃいました。

透析中に地震がおきるのではないかという心配は、我々にもありました。
透析時間の短縮は、材料の不足だけでなく、なるべくリスクを少なくする為という考えもありました。

あの当時は、電源が何時ダメになるか分かりませんでした。
そのため、透析がいつまで続けられるかとても不安でした。

内服薬についても薬がなくなってしまう不安が有りました。
原発が水素爆発した次の日に門前薬局が突然閉めてしまい、連絡が取れなくなったこともありました。
あれ以降の数日間は精神的に特に辛かったです。
患者さんと家族の両方を守る事は出来ないと考え、家族には一時的に避難してもらいました。
1週間後には戻ってきましたけどね。

考察です。

震災直後から透析患者に血圧上昇の傾向が見られましたが、通常透析を再開したところ、徐々に安定してきました。

震災後は、患者さん達が体重が増えないように頑張ったのだと思います。

今後も不測の事態に備えていく必要があります。

2011.07.09
生活 / くらし

測定と除染を急げ/児玉龍彦東大教授に聞く

2011年07月01日 asahi.com> マイタウン> 茨城> 記事

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郡山は合同庁舎前で毎時1マイクロシーベルトくらいまで低下してきていて、室内はもっと低く、生活出来ないレベルではないです。

学校も表土除去をしましたので、集められた盛り土以外は遊べそうです。
でも、近くの側溝、落ち葉が集まった場所など線量が高い場所がたくさんあります。

子ども達が遊ぶはずの公園も手つかずで、数値が高いです。

我々としては、人が生活する場所で数値が高い場所を細かく調べ、子ども達が遊ぶ場所の表土を削ったり、掃除をする事を国や東電にやって欲しいです。

決してワガママでは無いと思います。

 

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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