- 2015.05.10
- 生活 / くらし
おはよう市場
今朝は、久しぶりに『おはよう市場』に行ってきました。
おはよう市場は、郡山総合体育館西側駐車場で日曜日の朝にやっている朝市で、随分前になりますが数回ブログに載せています。
久しぶりというのは、震災以降初めてです。
震災直後は、小さな子供を抱える親として、どうしても福島の食品を避ける様にしていました。
しかし、出荷する農作物の全てが検査してある現状は我々にとって安心出来る状況です。
長らく行っていなかったおはよう市場にも行ってみたいと思い、子供たちを連れて出かけてきました。
以前よりお店の数は減っているかなと思いましたが、お目当ての食材はゲット出来ましたので大満足です。
朝ご飯の赤飯、お餅、おはぎ、そして漬け物とフキノトウの味噌和え
そして、一番のお楽しみは、他では食べられないくらい甘いトマトです。
やっぱ、福島はええなあ。
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https://www.city.koriyama.fukushima.jp/242000/shop/ohayou.html
名称 | おはよう市場 |
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場所 | 郡山市豊田町3-1 郡山総合体育館西側駐車場 |
電話 | 024-938-4288 |
開催日時 | 4月~9月…毎週日曜日、午前5時~7時 10月~12月…毎週日曜日、午前6時~7時30分 1月~3月…第2・4日曜日、午前6時30分~7時30分 |
内容 | おはよう市場は、会員45名の生産者が、手塩にかけた野菜、果物、きのこ、加工品等、品数多く取り揃えています。栽培者自ら販売しておりますので安心してお買い求めください。 |
- 2014.09.21
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18トリソミーのこどもたち福島写真展&映画うまれるの上映会
18トリソミーのこどもたち福島写真展が昨日と本日、星綜合病院のメグレスホールで行われました。
主催者の高嶋さんや小針さんは以前からの友人であり、当院もスポンサーとして少しばかりですが、ご支援させて頂きました。
昨日と本日、映画 うまれる の上映会も同時開催されました。
映画に出てきた虎ちゃんにも会うことが出来て感動しました。
https://www.facebook.com/team18fukushima
写真展の状況については、上記facebookページをご覧下さい。
facebookページからの引用ですが、18トリソミーについての基礎知識をご覧ください。
◎「Team18」って?
18トリソミーのお子様(天使ちゃん含む)がいる家族によって構成される任意団体です。
◎「トリソミー」って?
人間には、1〜23番までの番号が付けられた23対46本の染色体があります。この1対2本の染色体が、何らかの理由で3本ある状態のことを「トリソミー」と呼んでいて、何番目の染色体が3本あるかで「○トリソミー」と呼び方が変わります。つまり「18トリソミー」は、18番の染色体が3本あるということなんです。
◎「18トリソミー」って?
18番目の染色体が、通常2本のところを3本あるんです。それだけ何かスゴい能力があるんじゃないかと思ってしまいますが(実際にそんなことを思っていました・笑)、実際はさにあらず。3本あることで様々な合併症を併発してしまうんです。
このような重い障がいを持っていても、がんばっている子ども達が全国にいることを多くの皆さんに知ってほしい。そんな思いから「Team18」は活動を続けています。
映画『うまれる』のストーリーについてもfacebookページから引用させて頂きました。
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◎両親の不仲や虐待の経験から親になることを戸惑う夫婦
◎出産予定日に我が子を失った夫婦
◎子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦
◎完治しない障がい(18トリソミー)を持つ子を育てる夫婦
命を見つめる4組の夫婦の物語を通して、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人とのつながり、を考えるドキュメンタリー映画です。
妊娠、出産、育児、流産、死産、不妊、障がいなど『うまれる』ということを幅広く捉える事で、親子関係やパートナーシップ、男性の役割、そして『生きる』という事を考える・感じる内容になっています。
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ちなみに、映画が素晴らしく、僕は原作まで購入してしまいました。
援腎会すずきクリニックのFacebookページでは写真展と映画の宣伝をしていたのですが、ブログで紹介していなかったことに先ほど気づき反省中です。
終わってからそんな事言うなよと言う方は、是非とも原作をご覧になってみてくださいね。
お盆休みと8月の休診のお知らせ
毎日とても暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日の郡山12時の時点で、暑さ指数32で熱中症の危険性が高まっています。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動してください。
運動は原則中止し水分を補給しましょう。
さて、当院では下記の日程でお盆休みとさせていただきます。
8月14日(木)・15日(金)・16日(土)
8月18日(月)からは通常診療となります。
ご理解の程よろしくお願い致します。
尚、透析診療は通常通り行います。
また、月末学会出張のため、
8月29日(金)は休診
8月30日(土)は代診医師となります。
ご了承ください。
朽ちていった命―被曝治療83日間の記録
『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録』と言う本を読みました。
購入したのはちょっと前なのですが、なかなか時間が無くて読む事が出来ず、2時間ほど時間が空いたので一気に読みました。
1999年9月に起きた茨城県東海村で起こった核燃料の加工作業中の臨界事故で、20シーベルトという大量の放射線を浴びた患者さんの命を救う為に、東大病院で行った83日間の治療の記録です。
放射線被ばくの恐ろしさがとてもよく分かる本です。
被ばくの恐ろしさが実感出来ます。
3年前のあの時は無我夢中でしたが、本当に怖いなあと思いました。
- 2014.05.09
- 生活 / くらし
『美味しんぼ』の鼻血の話ですが
漫画 『美味しんぼ』 で、福島第一原発を訪れた主人公が鼻血を出す場面がありました。
そで、井戸川元双葉町町長が、「福島ではみんな鼻血を出してます。言わないだけです」と発言しているのですが、
当院は内科も標榜していますので、鼻血が止まらない人がいるようでしたら相談されると思いますが、原発事故後そのような相談を受けたことはありません。
当院の近くには約500戸の仮設住宅があり、富岡町や双葉町の方達もたくさん通院しています。また、原発で働いている方や除染の仕事をしている方もかかっています。
これらの方から鼻血が止まらないと言う訴えを聞いたことが有りません。
また、実際に福島第一原発の診療所で定期的に診療を行っている先生からも、原発労働者で鼻血が止まらないと言う訴えの患者さんは診たことがないと聞いています。
ですので、「福島ではみんな鼻血を出してます。言わないだけです」と言う話は作り話としか思えません。
放射線被ばくの恐怖を煽るために、実際に起こっていない話をでっち上げることは止めて欲しいです。
福島県がこれだけ大変な思いをしてきているのは、我々が使うための電気を作る原発が爆発したからでは無いのです。
東京という大都市に電気を送る東京電力という会社の持つ原発が事故を起こし、福島県に大きな被害を与えたのです。
作者の雁屋氏は東京で生まれ育った方だと聞いています。この事を少しでも理解していたら、『福島に行ったら鼻血が出た』 ということは決して書けないと思います。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。