株式会社 旅行透析
先日、長崎で行われた長時間透析研究会で、株式会社旅行透析の皆さんにお会いしました。
代表の池間さんとは、ネット上では知っていましたが、お会いするのは初めてでした。
株式会社旅行透析は沖縄県宮古島にある会社で、透析患者の方が旅行先や出張先で旅行透析を行う場合の医療機関を無料で紹介してくれます。
また、その施設が長時間透析、火木土の夜間透析、高血流透析、オーバーナイト透析、日曜透析などを提供出来る透析施設であるか、旅行透析対応可否などの情報を提供してくれるそうです。
社員の皆さんが現在透析治療を受けている方達であり、池間さんも週3回6時間透析を受けていて、十分な透析を行う事がいかに大切であるかをご理解されています。
ご興味がありましたら、是非ともホームページをご覧になってみてください。
郡山に戻ってきました。
日曜日の長時間透析研究会は大盛況に終わりました。
過去最高の参加人数だったとのことです。
メインホールは大きな会場でしたが、ランチョンセミナーでは本日満席ですという声が聞こえました。
僕も午前中のディベートセッションで自分の主張である高血流について発表してきました。
先ず壇上に座り、4名の発表者が順番にプレゼンテーションを行いました。
低血流派の西山先生から始まり、高血流派の鈴木、低血流派の金田先生、高血流派の菅沼先生と続きました。
低血流派の先生方は、かもめクリニックで行っている8時間透析の成績と高血流にすることによる抜けすぎについてお話されました。
僕の主張は先ずは高血流で透析を行い、抜けすぎが心配される場合には透析量を落とせば良いという主張です。
当院で行っている5-5-5-4時間の週4回透析の方達の事を紹介しました。
当院では週に19時間透析を行っている方が7名おりますが、4名の方がリン吸着剤を飲まれています。
長時間透析を行うと食欲が湧いてきます。
しっかり透析をすればリンの数値も上がります。
抜けすぎを気にするより、先ず抜いてみて抜きすぎと感じたら透析量を落とせば良いのではと主張しました。
最後に演者4名が後ろを向いて拍手で勝敗を決めました。
拍手は高血流派も低血流派も同じくらいで、司会の判断で引き分けとなりました。
僕としては、自分の考えている事を全て会場の皆さんにお話出来て大成功だったと考えています。
これからも、長時間、高血流、オンラインHDFのしっかり透析を継続して、その良さをアピールしていきたいと思います。
長崎に出発します。
さあ、本日は長崎に向かいます。
午前中、透析の回診を行い出発します。
懇親会ではどれだけ多くの方にご挨拶出来るかが楽しみです。
名刺も名刺入れにぱんぱんに入れました。
お会いした事が無いけれど、ネット上で知り合っている方達と実際にお話出来るのが楽しみです。
明日のディベートセッションですが、勝ち負けではないです。
(そんな事を言うと前田大会長や菅沼先生に怒られそう)
でも、我々の主張が少しでも多くの方に届いて欲しい。
なるほどなあと思う人が少しでも多くなって欲しい。
ただただそう思うのです。
長時間透析は素晴らしい。
透析時間は独立した予後因子で時間延長は生命予後を向上させる。
でも、血流を上げる事も捨てたものじゃ無い。
透析はやれるならやった方が良い。
生体が週辺り168時間かけてやっていることを、週3回4時間の12時間でやろうと言うのは無理です。
でも、長時間だって20時間程度なんです。
だったら、血流を上げればいい。オンラインHDFをやればいい。
最初から抜けを心配してやらないのはナンセンス
高齢者だからこの程度で良いなんて有り得ない。
抜けすぎを感じてから透析量を落としても遅く無い
きちんと患者を診れば、患者の変化を見落とさなければ大丈夫なんです。
血流を上げて、抜けすぎるようなら、下げれば良いのです。
いままで援腎会すずきクリニックでやって来たことを発表してきます。
似顔絵を描いて頂きました
今回、ちょっとしたご縁で、やくみつるさんに似顔絵を描いて頂きました。
何人かの方に聞いたところ、ニコッとしている顔が良いとの事でしたので、プロフィール写真も似顔絵に変更いたしました。
いかがでしょうか?
ホームページに新しいページを追加しました。
援腎会すずきクリニックのホームページ内に
のページを新設しました。
個室透析センターの
を新設しました。
是非、ご覧になってみてください。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。