2012.08.24
生活 / くらし

公園の放射線量

長男の宿題で、夏休みの自由研究があります。
今回は妻よりパパよろしくと言われていました。

子供たちが自転車の練習をしたいと言うのですが、郡山の公園は線量が高く遊ばせるのは悩みます。
ただ、公園に設置してある線量計の数値はあまり高く無いです。

小学校低学年の自由研究ですので、たいしたことはできないですが、どうせなら福島でしかできない自由研究にしたいと考え、近くで自転車の練習ができる開成山公園と二十一世紀公園の放射線量を測定してみる事にしました。

二十一世紀公園の放射線量です。
設置してある線量計があるあたりは0.493とあまり高くありません。
あまり高く無いと言っても県外の方から見れば凄く高い数値かもしれません。
ただ、それ以外の場所は1マイクロシーベルトを越えている地点が多かったです。
長時間幼い子供たちを遊ばせるにはちょっと問題がありそうです。

開成山公園の放射線量です。

幼児が遊ぶ場所が極端に低かった以外、全体的に高かったですね。
下の方に0.417とありますが、(0.411)と言うのが設置してある線量計の数値です。
大きな違いは無かったです。

その下の0.328は幼児が遊ぶ公園です。
ここは徹底的に除染しているようです。
その斜め下の黒い影はSLです。
1.387ありましたが、そのくらいの大きさと認識していただくといいです。
郡山で一番大きな公園で、となりに開成山球場があります。
市役所の前で、とても良いところにある公園です。

1.632と言う地点もありましたが、全体的に二十一世紀公園よりは低いようです。
ここで子供を遊ばせるかどうかは親の判断になりますが、設置している線量計を鵜呑みにせずに、自ら測定して遊ばせることは必要だと思います。

でも、きちんと調べてみると同じ敷地でもホットスポットがたくさんあることがわかりますね。

これだけ書くと郡山には住めないと思われてしまうかもしれませんが、現在の室内の放射線量は低いです。
これは、我が家で測った数値です。
県外とあまり差がないと思います。

小学校や通学路もしっかり除染されていますし、普通に生活するには問題ないレベルだと考えています。
ただ、自転車の練習ができるような場所は厳しいです。

行政も公園の1箇所だけ放射線量を測って大丈夫だと言っているのではなく、夏休みなどは子供たちをサマーキャンプに行かせるなど行って欲しいと思います。

2012.08.14
生活 / くらし
趣味
その他(一般)

夏祭り

お盆休みですね。

援腎会すずきクリニックは、外来診療は休診で、院長は院長室の積み上がった書類の後片付けを頑張ってやっています。

これは、先日行われたちびっ子うねめ祭りの仮面ライダーショーです。
郡山市のうねめ祭りの初日には、西ノ内の西部ショッピングセンターの駐車場で毎年“ちびっ子うねめ祭り”が行われます。
木曜日の午後でしたので、子ども達を連れて行ってきました。

暑い時は、冷えたキュウリが美味しいですね。
このキュウリは検査済みかどうかちょっと心配でしたが、毎日食べることもないので購入しました。
郡山で子育てしていると、こういうことに気を遣いながら生活していかなければならないのです。

昨年も乗ったミニSLです。

スイカ割りにも挑戦して楽しい時間を過ごすことが出来ました。

2012.08.03
生活 / くらし

本当に規制が出来るのでしょうか。


赤旗の記事掲載

 

原子力規制委員会委員長候補の田中俊一氏ですが、今回の事故を反省していると言いながら、

原子力は人間がコントロール出来る

今後、より安全な原子炉の研究開発に力を注いでいってもらいたい

40年超の原発は厳格にチェックするが、一律にダメだと言うことではない

などの発言をしています。

更に、2011年だけで、原発関連から30万円近くの原稿料や講演を受け取っていることも報道されています。

赤旗の記事掲載

細野さんは、いち早く福島に入り除染に取り組んだとし、「深い反省を踏まえて厳しい安全規制をやってくれると思う」と説明しているようですが、我々福島県民としては、

もう裏切られたくないのです。

だから、これまで原子力村と関係無かった人に委員長となってほしいのです。

 

2012.08.02
生活 / くらし
その他(一般)

原発が止まることは本当に地獄なのですか。

京都大学大学院教授・藤井聡 原発が止まる「地獄」こそ直視を

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120802/trd12080203380000-n1.htm

 

「世界一の停電低頻度」を維持する事なんて小さいですよね。
年間10兆円を超す経済的な損害もあるかもしれません。
でも、行き過ぎた開発や経済成長が我々の未来を脅かしていると考えている方も多いのではないかと思います。

透析をしていてお前は電気をたくさん使っているだろうと言われると、ごもっともですが。

震災ではたくさんの犠牲者が出ましたが、震災の時に死ぬかもしれないと感じた方もたくさん居たと思います。

それで、死ぬかもしれないと感じたことが、一度で無く2度感じた方も多いのではないかと思います。
1度目はひどい地震の時で、2度目は原発が爆発したときです。

あの当時、透析治療を継続する為には逃げる訳にはいきませんでした。
ですので、悩んだ末妻子を県外に逃がしました。
あの時は、本当に次に妻子に会えるんだろうかと言う思いがありました。

あの思いを考えると、電気が足りなく我慢することはそれほど苦にならないと思います。
この様な事故が起こったときにこそ、行き過ぎた開発や経済成長が本当に正しいのか、一度立ち止まって考え直す必要があるのではないかと思います。昭和40年50年代の子供の頃、ゆっくりとした時間が流れていた頃を思い出すとそう感じます。

原発事故により辛い経験をした我々が、声を大きくして原発再稼働反対と言っていかないといけないのではと常々考えております。

2012.07.30
生活 / くらし
趣味

日曜日は大忙し。腎友会サミットと透析医会、そしてマネッキー

 

日曜日は朝から大忙しでした。

 

郡山市の障害者福祉センターで朝9時半から、当院腎友会の総会である腎友会サミットが行われました。
当院腎友会会長さんから挨拶があり、その後院長の僕から挨拶をさせていただきました。
当院で行っているしっかり透析についての現状と今後の抱負をお話させていただきました。

僕は途中で退席しましたが、当院に転院した1年前から5時間のオンラインHDFを受けている方から、β-2マイクログロブリンの数値が下がり握れなかった手が握れる様になったと言う話も出たそうです。
現在は週4回透析を受けていてさらに調子が良くなったなどの話が出て、自分も週4回透析が受けたいとか、5時間透析に時間を延長したいと言う積極的な意見も出されたようです。

実は10時すぎに退席した後は、日本透析医会福島県支部の理事会と総会に出席していました。
東日本大震災の経験からこれからの福島県の災害対策をどう行っていくかなど、たくさんの議論が行われました。

その後の学術講演会では、日本透析医会副会長の隅博政先生から、

「災害時の人工透析提供体制の確保
 ~都道府県透析医会の役割と情報伝達~」

と言う演題で災害時の情報伝達を中心にご講演をいただきました。

福岡県の災害対策を担当された先生は、周囲から福岡では地震は起こらないと言われながらも、様々な災害対策を立案したそうです。

そのアイデアは震災を経験した我々にとっては、もし震災の時に有ったらと思えるものばかりでした。
もちろん、その後起こった福岡県西方沖地震ではその効果がフルに発揮されたそうです。

講演会後の懇親会でもいろいろなお話を聞くことが出来て大変有意義な日曜日になりました。

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話題は変わりますが、16時頃自宅に帰り、待ちかねていた家族と共に最近よく行く“まねきの湯”に行ってきました。

ここにはたくさんのお風呂が有って、ゆっくりくつろげて楽しいです。
お風呂に入った後は、マスコットのマネッキーとのじゃんけん大会で盛り上がりました。

今回は、子供たちもステージに上がってダンス大会

その後がまた凄かったです。

古典奇術 手妻 のショーもありました。

出演は、藤山晃太郎さんという方で、二年連続日本奇術協会 ベストマジシャン受賞しているそうです。
なんで、そんな凄い人が別料金無しに出てくるのかと思いつつ、一番前で見ていましたが、芸術とマジックが絡み合ったような技を見る事が出来てとてもラッキーでした。

これは、子供たちが手に持った布の上にお米を置いて、それを藤山さんが混ぜるのですが、だんだんお菓子になっていくと言う芸です。
とても不思議だったです。

忙しい1日でしたが、楽しい1日でもありました。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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