2008.02.16
診療

行程会議

今日は建設現場に行ってきました。
週1回、建設現場では、行程会議が行われます。

現場監督、設計士さん、僕、電気の会社の人、水道工事の会社の人、そして当院のコンサルタント。その他にも、その都度警備会社や看板やさんなどいろいろな人が来て、建設の進行で気づいたことや決めなければならないことを提案してきて、決めていきます。

設計の段階で、かなり細かい部分まで決めたはずでも、建設中にこうした方がいいよとか、かなり出てきます。
とても重要な会議です。
後でこうすれば良かったと言うことがないように、みんな一生懸命提案してくれています。
外壁も行程会議で決まりました。
今日撮影したクリニックの写真をアップします。

道路沿いに面した方からの撮影です。
2階の左側が透析待合いラウンジです。

駐車場側からの撮影です。
外壁に張ってあったメッシュが取り外され、徐々に全体が見えてきました。
外壁は、下半分が黄土色、上半分が白に近い色となっています。
そして、玄関に近い部分は銀色となっています。


前回は途中だった透析待合いラウンジの窓もできあがってきました。透析が終わった後、外を眺めながらくつろいでいただけるかなと考えています。


そして、クリニックの裏に出来る予定の公園も、かなりできあがってきました。
クリニックが開院した後、僕の仕事を終わるまで公園で遊んで待っている子供たちの姿なんかも、ちょっと思い浮かんでました。

2008.02.15
診療

バレンタイン

日が過ぎましたが、昨日はバレンタイン
世の中は「バレンタインデー」で、にぎやかな様です。

この日にチョコレートを送る習慣は日本だけのようです。
ちなみに、私も仕事場でちょっといただけました。
それから、ちょっと年上のお姉さまの患者さんからも頂きました。
『そんなの関係ねー』と、思ってましたが、もらえるところからはしっかり頂きました。

でも、嫁さんからは、チョコレートなんか食べるのは太るので禁止と言われてくれません。

そうだ、ホワイトデー忘れないようにしなきゃいけない。

そして、今日は求人の書類選考をさせていただきました。
この人と仕事をしたらどうかと考えながら、感慨深い時間でした。
面接は25日です。がんばろう。

 

2008.02.14
診療

透析の本

いろいろな透析についての本があります。
透析の合併症についての専門書やスタッフ向けの雑誌は沢山あります。
その中で、患者さん向けの本は僕の知っている範囲では、数冊です。

ペットボトルはペットのボトル—誰も苦しまない長生きのための血液透析入
この本には、自己管理の方法について作者の先生が指導している方法が書いてあります。
毎朝決まった量の水をペットボトルに入れて、ペットのように傍らに置いておく事から水分管理を始めるという事が書いてあり、透析を受ける上での注意事項が事細かに書いてあります。

透析は人生の足かせじゃない!〜透析患者の課外授業〜
この本は、医療経営戦略研究所の桜堂渉さんが書かれたフィクションです。
話は透析版水戸黄門みたいな話なのですが、いい治療を行うという考え方が根本にある内容です。

すみません。
あまり本の内容を上手くまとめられません。

透析者と家族が元気になる本—全国の「達人」に学ぶ長生きの秘訣
この本は、まだ読んでません。
いま取り寄せ中です。
でも、凄そうな本です。
透析歴10年、20年を超える「透析の達人」たちに、アンケートとインタビューを行い、元気で長生きの秘訣をまとめた本だとのことです。
http://www.b-touseki.com/hiketsu.html
この本を知って、即座に注文しました。
読みましたら、ブログの記事にします。

 

2008.02.13
診療

透析時間について

健康保険をつかって診察や治療をおこなうことを保険診療といいます。もちろん、透析も保険診療です。
保険診療のもとでは、診察や検査の料金、薬の値段とにかくすべての値段が国によって決められています。この値段を診療報酬と言い、2年ごとに改定されます。
本日、その詳細が発表されました。
その中で、人工透析では、前回なくなった透析時間による診療報酬の区分が復活しました。
以前は、5時間以下と5時間以上でしたが、今回は、
4時間未満  
4時間以上5時間未満
5時間以上
の3つの区分に分けられました。
このことについての、基本的な考え方としては、 副作用等により、透析時間を長くせざる得ない患者がいることや、透析時 間が生命予後に影響を与える可能性があること等を考慮し、透析時間に応じ た、診療報酬上の評価を行う。 だそうです。

このブログのリンクには、透析について、時間は長い方がいいというデータを出しているページを出しています。
もちろん、透析効率を上げて、β2マイクログロブリンなどをよく抜くオンラインHDFをやることも大切ですが、少なくとも4時間の透析をやることは最低条件だと思います。

みんな、スタッフも患者さんも早く終わった方がいいに決まってます。大きな膜を使って、血流を上げていけば、3時間でもそれなりにデータは改善します。
でも、将来を見据えて、いつまでも患者さんが元気でもりもりご飯を食べられることが一番大切ですから。

そうする事で、クリニックも繁盛すると思ってます。
だって、具合が悪くならず、元気な患者さんがずーっといてくれるのですから。

2008.02.13
診療

平成20年度の診療報酬改定における

平成20年度診療報酬改定における
主要改定項目について

人工腎臓に係る時間評価の導入

第1 基本的な考え方

  副作用等により、透析時間を長くせざる得ない患者がいることや、透析時 間が生命予後に影響を与える可能性があること等を考慮し、透析時間に応じ た、診療報酬上の評価を行う。

第2 具体的な内容

時間に応じた評価の導入
人工腎臓1 入院中の患者以外の患者に対して行った場合(血液透析濾過 を行った場合や生命に危険を及ぼす程度の重篤な出血性合併症 を有する患者に対して血液透析を行った場合等を除く。)

現 行 
【人工腎臓】(1日につき)
1 入院中の患者以外の患者に対して行った場合
2,250点
改正案         
【人工腎臓】(1日につき)
1 入院中の患者以外の患者に対して行った場合
イ 4時間未満    2,117点
ロ 4時間以上5時間未満 2,267点
ハ 5時間以上    2,397点

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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