- 2022.11.14
- 一般
第24回日本在宅血液透析学会・第17回長時間透析研究会に参加してきました。
11月12から13日の2日間、大阪府の大阪国際交流センターで開催された第24回日本在宅血液透析学会・第17回長時間透析研究会を両学会研究会の合同開催に参加してきました。
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今回はシンポジウム座長と演者、教育講演の座長という役割でした。
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教育講演では名古屋記念財団 理事長の太田圭洋先生より
「長時間透析・在宅血液透析と診療報酬」
と言う演題名でご講演いただきました。
今から20年近く前に、在宅透析に診療報酬が付いていない時代、患者さんからの要望で在宅透析を続け、在宅透析に診療報酬が認められるまで不遇の時期を経験した話を直に聞かせていただき、太田先生とお父様が言葉に出来ない程の大変な思いをされた事を知り、先人の苦労によって今の透析医療が成り立っていると言う事を改めて実感するご講演でした。
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シンポジウムは「長時間透析と栄養・食事」と言うお題で、座長である私の方から総説的な内容を話させてもらいました。
アミノ酸代謝で有名なしもかどクリニックの下門先生
CKD-MBDで有名なだてクリニックの管理栄養士の大里先生
腎不全食事管理のエキスパートの東京医療保健大学准教授の北島先生
札幌でオーバーナイト透析を行っているにれの杜クリニック管理栄養士の奥田先生
とご講演いただきました。
皆様素晴らしい内容で、盛り上がったシンポジウムとなりました。
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他のシンポジウムやワークショップの座長が2名なのに、何故かこのセッションだけ座長私1人でした。
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座長の挨拶後に大忙しで演者席に移り講演させて頂きました。
自分の発表後はまた座長席へ戻りと慌ただしかったです。
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日曜日の午前中は
シンポジウム2 Hemodialysis & Work balance
透析を受けながら働いている8名の患者さんからお話を聞く事が出来ました。
皆さんの熱い情熱を聞かせていただき、私も元気が出ました。
有意義な2日間を過ごす事が出来ました。
- 2022.11.04
- 一般
元将棋棋士の橋本崇載さん来院
昨日のYahooニュースですが、
橋本崇載八段、日本将棋連盟からの退会を報告
と言うニュースがありました。
偶然ですが昨日、その元将棋棋士の橋本崇載さんが郡山にいらしてくれました。
- 2022.10.30
- 一般
子供に新型コロナウイルスワクチンを接種した方がいいか?
先日のブログで
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新型コロナウイルスから急性脳症となる児童が増えている
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と言う記事を書きました。
その事に関して、10月27日の東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料
に注目すべき事案が書かれていましたので、ご紹介いたします。
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第3波から第7波までの新規陽性者数の推移を見ますと、第3波から5波までは感染の主流が20代でしたが、第6波7波では感染の主流が10代以下に推移しています。
年齢が高い人達はワクチン接種している割合が高いですし、感染者数の絶対数が増えている事からもワクチン接種していない若年の感染が主体になるのは仕方が無い事かと思います。
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感染者数が増えれば、今まで感染しても重症化するのは希だと言われていた事も立ちも重症化して亡くなる方が増えてきます。これは当然の事です。
ここで、コロナ死としての報告は、交通事故死でもコロナに罹っていて交通事故死した場合もカウントされてしまうのではないかと言う指摘をされる方がいますが、死因に関しても半数以上が新型コロナによる死亡だと記載されていますので、単純に10名の半数の5名としても少なく無い数値です。
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感染症が専門の岡秀昭埼玉医科大学教授が、新しい変異株が出ており、ワクチンに対する感染予防効果が下がる変異が強くなっているとYahoo!ニュースのコメントで書いています。
7波のように感染者が増加すると重症者も死者も増えてしまいます。
デルタ株の時は、ワクチン接種のリスクと子供の重症化リスクを比べた場合に、ハッキリと子供に対するワクチン接種が優れているとまでは言い切れませんでしたが、現在の子供の重症化数と死亡数の増加を見ると、子供のワクチン接種はすべきだと考えます。
- 2022.10.27
- 一般
メディカルクリエーションふくしま2022に行ってきました。
ビックパレットふくしまで開催されているメディカルクリエーションふくしま2022に行ってきました。
今回は、なんと手術用ロボット体験が出来ました。
手術室コーナーは撮影禁止でしたので写真は無いのですが、医師限定ですって。
腹腔鏡しか経験した事が無い私にとっては初の経験でした。
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- 2022.10.22
- 一般
誕生日を祝って頂きました。
実は私昨日誕生日でした。
既に50才台半ばを超えて残り数年で赤いちゃんちゃんこを着る私としては、誕生日はまた年を取ってしまったという日でもあります。
今日は食堂で特別メニューという事で楽しみにしていたのですが、誕生日のビーフシチューとお誕生ケーキ付きでした。
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これは美味しそうだと食べようかと思った瞬間に
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外来スタッフからハッピイバースデーのコール
これにはビックリでした。
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私もコールに答えてロウソクを消しましたが、こんなに祝ってくれるととても照れて目から汗がでそうでした。
ありがとうございます。
誰が企画したのか判りませんが、サプライズにしてやられた私でした。
皆、ありがとう。
ちなみに、誕生日が同じ日の事務長も同様の祝福を受けていました。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。