2011.05.12
生活 / くらし

フジTV・とくダネ見ましたか。

5月10日のフジTV・とくダネで福島で今問題となっている年間20ミリシーベルトについての特集が放送されました。

ご覧になっていない方は、下記のYou Tubeで見ることヶ出来ます。

http://www.youtube.com/watch?v=950H9R5htcM&feature=BFa&list=WLECB691C52A18ED58&index=7

 

小佐古前参与の涙は衝撃的でした。

市民が基準値の変更を求めた場面では、原子力安全委員会の助言によって文部科学省が基準を決めたはずなのに、原子力安全委員会の委員が20ミリシーベルトを許容出来ないと言っていました。

そして、福島県放射線リスク健康アドバイザーである 山下俊氏の発言は、

「国の基準が20msvという事が出された以上は我々日本国民は日本政府の指示に従う義務があります。」

「20msvは過渡的なレベルと考えた方がいいです。(Q.分からないと言うことは安全とも言い切れない?)もちろんもちろん。グレーゾーンでどこに線引きしているか今議論されている」

「(Q.福島の人は20msvに耐えろという意味?)もし耐えなかったら逃げなければならないですね。避難どこにさせますか?あなたは?」

この人が、安心・安全と言っていたから皆がそれを信じていたのですよ。

福島県や国は、福島郡山が避難地域になると困るので、基準値を高くすることで、避難地域にならないようにしているとしか考えられません。

でも、多くの人が避難なんて望んでいないんですよ。
放射線物質がたくさん有りそうな所を知らせて欲しいのです。
そして、そういう場所の除染をして欲しいのです。

たのむから、住民を見て政治を行って下さい。

 

 

 

2011.05.12
診療

開院3周年となりました。

医療法人 援腎会 すずきクリニックは、本日で開院3周年となりました。

開院当初は、患者さまも少なく、この先どうなってしまうのだろうと考えていましたが、現在ではたくさんの患者さまが来院して頂けるようになりました。

とても感謝しております。

これからも患者さまのご期待に応えられるように、また郡山の地域医療に貢献出来る様に、職員一同常に努力していきたいと考えております。
これからもよろしくお願いいたします。

ブログ『援腎会すずきクリニックのいい透析への道』は最近では、

『援腎会すずきクリニックのいい透析と放射線との戦いのの道』

になってしまっていますが、
落ち着いたら再度、いい透析と泌尿器科の事、日日の話題について書いていきたいと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。

お祝いにたくさんの花をいただきありがとございました。

2011.05.10
生活 / くらし

学校に配られた線量計

高木文部科学大臣が以前、郡山市が独自の判断で基準値以上の小学校の表土を除去する方針を決めたとき、

「郡山市の独自の判断だが、土や砂を入れ替えなくても、政府が目安として示した1時間当たり3.8マイクロシーベルト未満の放射線量なら通常の屋外活動ができる。3.8を若干超えても、1日1時間に収めれば屋外活動ができる」

と発言しました。

そのうえで、高木大臣は

「大事なのは継続的に放射線量の測定をしっかりやることだ。学校の先生に線量計を持ってもらい、安全性の確保を心していくことが重要だ」

と発言しています。

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5月7日の記事へのコメントで、 ichi-tomoさんから会津では線量計があまり配られていないとありました。

それで、毎朝小学校の前で交通指導している校長先生に線量計がどのくらい配られているのか聞いてみました。

郡山市内で線量が高い地域の小学校でも、学校に1つしか配られていないそうです。

あれだけの発言ですから、少なくとも各学年1つぐらい配って、生徒の行動範囲をくまなく調べているのかと思っていましたので、呆れました。

校長先生には、父兄が不安に思っていますので、出来ればみんなが主に通う通学路も測定してくださいとお願いしました。

「継続的に放射線量の測定をしっかりやること」ためには、少なくとも子ども達が通る道や集まる場所を調べる事では無いのでしょうか。

その事をきちんとやることが、我々が安心して暮らせる最低限の事だと、どうか分かってください。

2011.05.09
旅行 / 宿

猪苗代リステルに泊まってきました。

ゴールデンウィークは3日、4日、5日と連日透析診療を行いましたので、週末の土日はホテルリステル猪苗代に泊まり楽しんできました。

いつもはゴールデンウィークは高くて泊まれないリステルが、諸事情のため、とっても安く泊まれるんです。
素泊まりなら、ゴールデンウィークでも5000円。普通の土日は4000円と格安です。

ちょうど猪苗代は桜も満開で、川沿いの桜がとても綺麗でした。

我が家は、朝はとても軽く食べる習慣なので、夜リステルの居酒屋さんで楽しくお食事が出来ればそれで十分です。
素泊まりプランは気楽でとても良いのです。

土曜日は診療後の出発でしたので、早めの夕食を取り、おもいっきりプールで遊んで温泉に入りました。

日曜日の午前中はリステル正面入り口の前にあるフィールドアスレチックで遊び、午後ももたっぷりプールと温泉を楽しんで帰ってきました。

とても楽しい週末を過ごす事が出来ました。

 

ここだけの話ですが、リステルの男性露天風呂の一角でツバメが巣を作り、卵を暖めていました。
巣は手が届くところに有り、ツバメが守っています。
見ていてとても幸せになりました。

また、そのうち行ってみようと思います。

追伸)
ツイッターでリステルの方にもツバメの事をお知らせしたのですが、先ほどリステルのブログにツバメの記事が載っていました。

僕も撮影したかったのですが、男風呂とはいえカメラを持ち込む訳にはいきませんので。

http://www.listel-inawashiro.jp/blog/

ちなみに、僕が近づいても親鳥は逃げなかったですよ。
裸だったからかな。

2011.05.09
生活 / くらし

児童・生徒の被ばく限度について

神戸大学の山内知也教授という方が、文部科学省と原子力委員会に児童・生徒の被ばく限度についての申入書を書いてくれたようです。

2011年5月5日
児童・生徒の被ばく限度についての 申 入 書 (2)

文部科学省学校健康教育科 電話 03‐6734‐2695
FAX03‐6734‐3794
原子力安全委員会事務局 電話 03‐3581‐9948
FAX03‐3581‐9837
山内知也 神戸大学大学院海事科学研究科 教授
電話 078-431-6307、FAX 078-431-6369

大学で放射線を教授している者として申し入れます。

先に2011年4月21日付けで申入書を提出いたしましたように、福島県内の児童と生徒の被ばく限度とされている年間20ミリシーベルトの基準は、子供が浴びる線量としては不当に高いものです。撤回して年1ミリシーベルトの基準を児童と生徒にはまず適用してください。

既に環境汚染の主体になっているのはセシウム-137であって、この核種の半減期は30年です。土壌に付着する性質が強いので取り除かれない限りその場に留まって放射線を出し続けます。1年目が20ミリシーベルトであったと仮定します。次年度に同様な過ごし方をさせますと、ほとんど同じ被ばくを受けることになります。相当の作業と努力がなければ同様な被ばくが2年目以降も続きます。
年当りの被ばく量 累積被ばく量
1年目 20.0ミリシーベルト 20.0ミリシーベルト
2年目 19.5ミリシーベルト 39.5ミリシーベルト
3年目 19.1ミリシーベルト 58.6ミリシーベルト
4年目 18.6ミリシーベルト 77.3ミリシーベルト
5年目 18.2ミリシーベルト 95.5ミリシーベルト
6年目 17.8ミリシーベルト 113.4ミリシーベルト:小学校卒業
7年目 17.4ミリシーベルト 130.8ミリシーベルト
8年目 16.6ミリシーベルト 147.8ミリシーベルト
9年目 16.2ミリシーベルト 164.4ミリシーベルト:中学校卒業
10年目 15.9ミリシーベルト 180.6ミリシーベルト

小学1年生は卒業までに113ミリシーベルト、中学卒業までに164ミリシーベルトを被ばくすることになります。例え半分でも、それぞれ、57ミリシーベルトと82ミリシーベルトです。

原子力安全委員会が平成19年に改訂した原子力防災指針『原子力施設等の防災対策について』は、セシウムが原子炉からは出てこないという大前提で書かれております。希ガスとヨウ素だけが念頭におかれています。
今は応用問題を解くことが必要です。子供と住民の避難計画を一刻も早く立案し実行して下さい。

以上

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我が家は、小学校2年生と、4才の幼児がいます。
高校卒業までの累積放射線量を計算すると悲鳴を上げそうです。

これだけ反論している人がいるのに、2時間の会議で議事録もなく決定した事を盾にしています。
どうも、20ミリシーベルトにしておかないとパニックが起こるとか、避難すると負担がかかるとかのよく分からない良い訳を言っています。

避難しなければ行けないなら、もうすでに判断して避難しています。
今は、事故直後避難していた人たちも戻ってきています。

我々が安心して生活出来るように、出来るだけ早く学校の表土を削り、側溝の汚泥を取り除いて欲しいです。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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