2008.08.07
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

太田記念病院閉院

先日、新聞各紙報道で、太田記念病院が閉院という記事がありました。

新聞報道によりますと、
太田記念病院は、故太田三郎氏が1895(明治28)年に現在地に開院した太田医院が前身だそうです。

遙か昔の、大正初めに生まれた僕の亡くなったおじいちゃんが生まれるもっと前、100年以上前の話ですね。

今日は、毎週木曜日午後の記念病院での泌尿器科外来でしたので、昔から記念病院に来ている患者さんとはるか昔の話をしておりました。

今の建物は、70歳代の患者さんに聞くと50年前にはあったとのことでした。
やはり、建物の老朽化があり、今後も同じ建物で診療を続けることは難しくなっていたのだと思います。

今年の3月まで部長を務めていた病院ですので、寂しい気持ちです。
この長い歴史のある病院で、最後の泌尿器科部長を勤めさせてもらったことを、不思議な気持ちですが、ありがたく感じています。

援腎会すずきクリニックも、地域に根ざしたクリニックとして、歴史を刻んで行きたいですね。

明日天気にな〜れ!

2008.08.06
診療
仕事 / 職場
生活 / くらし

お盆休み

そろそろ、お盆が近づいてきました。
8月14日、15日、16日とクリニックはお盆休みとなります。

周囲のクリニックに合わせ、お休みとしましたが、15日は通常通り、透析診療は行います。
ただ、患者さんにお願いし、その日は少し早めの終了といたしました。

10月には、火・木・土も透析を開始するようになりますので、土。日と連続でお休みできるのも今後は難しくなると思います。
週末は、子供を連れてプールにでも行って、思う存分楽しんできたいと思います。

今年の夏はとても暑い夏ですね。
でも、もう8月になり、もうすぐお盆ですので、ちょっとすると秋風が吹くようになるのでしょうね。

透析って、週三回、雨の日も、風の日も続けていかなければならない治療です。
だから、毎回の透析が苦にならないように、除水することが負担にならないような緩やかな透析をしていかなければならないです。

暑さに負けないよう、ただ、決して急がず、焦らず、一緒にやっていきましょう。

 

2008.08.05
開業 / 病院経営
生活 / くらし

エプソン品川アクアスタジアム

週末に、家族でエプソン品川アクアスタジアムに行ってきました。
東京に行かなければならない用事があり、そのついでに行ったのです。

以前も混雑していて、イルカショウしか見られなかったのですが、今回も入り口のメリーゴーランドに引っかかり、入るのが遅れてしまい、アシカショウは満席になってしまいました。

イルカショウが始まる一時間前より最前列の席を確保していたのですが、大量の海水がかかるとあって、開始直前まで、最前列はがらがらの状態でした。

前回に引き続き、ポンチョを買って対応しましたが、前回ほどの大量の海水は浴びませんでした。

子供たちが大喜びだったので、家族サービスが出来たかなと思います。
東京は人混みが激しく、田舎に住んでいる身としてはやっぱり苦手です。
でも、田舎にない楽しいものがいっぱいあるのは都会の魅力ですね。

帰りはもちろん、東京駅の近くにあるオアゾで、最新の医学書を購入し、月曜からの診療に備えたのは、言うまでもありません。

2008.08.04
診療
仕事 / 職場
その他(医療関連)

キセノン治療器

久しぶりに、ホームページで紹介している院内設備のご案内を行います。
透析室で大活躍の『キセノン治療器』です。

以前にもご紹介しましたが、キセノン治療器は、光を瞬間光にして広範囲にわたり患部に照射する治療機械です。

照射された光のエネルギーは、生体の表層部から深層までの組織を温め、滞っていた血液の流れを改善して「発痛物質」を洗い流すために、痛みが軽減されます。

また、光による神経系の抑制、心地よい温熱感、さらに同時併用できる通電治療の筋肉マッサージ効果でこりをほぐします。

キセノン治療器の特徴としては、

・治療は簡単。導子を患部に当てるだけ。
・1回の治療は10分から15分で終了
・ポカポカした温熱感がいつまでも続きます。

・繰り返し治療することで、痛みや症状が早く軽快します。

当院でも、10人中2名の方が、長期透析の合併症による痛みの治療を受けています。
また、別の病院で透析を受けている患者さんで、透析を受ける前にキセノン治療を希望して来院した患者さんもいらっしゃいました。

透析治療を受けていなくても、希望する患者さんには、行いますので、気軽に声をかけてください。

2008.08.02
診療
研究
その他(医療関連)

透析と血流

では、血流に関してはどうでしょうか。
DOPPSで日、欧、米での血液流量と死亡の相対危険度を調べたデータがあります。


愛腎協ホームページより引用

欧米では、血流300-400ml/minが当たり前のようです。
日本では標準として、血流200ml/min、4時間というのが一般的ですが、血流を上げることによって、死亡の危険度は下がることは証明されているようですね。

当院でも、転院後、不均衡が起こらないように徐々に血流を上げてきています。
まだ、シャントの問題もあり、300ml/min以上の方はいらっしゃらないのですが、可能な方は上げていきたいと考えています。

ただ、アメリカのように透析時間は3時間で血流は300-400ml/minまで上げようという考え方は間違っていると、付け加えておきます。

基本は、透析時間を延長することです。 その上で、さらなる効果を上げるために血流を上げましょうということですから、誤解の無いようにお願いします。


愛腎協ホームページより引用

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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