2011.03.30
診療
仕事 / 職場

平成23年4月11日(月) 休診のお知らせ

平成23年4月6日(水)泌尿器科・内科の外来診療を休診としていましたが、休診日を平成23年4月11日(月)に変更いたします。

当院職員で小中学校の入学式に参加する父兄が数人おります。
そのため、人工透析と泌尿器科両方の診療を行うための十分なスタッフが確保出来ず、泌尿器科・内科の外来診療を休診といたしました。

透析診療は通常通り行います。
ご迷惑をおかけしますがご了承のほど宜しくお願いいたします。

尚、4月6日(水)泌尿器科・内科の外来診療は通常通り行いますので、よろしくお願いいたします。

2011.03.27
診療
生活 / くらし

ガソリン以外は普通になりました。

昨日郡山にもガソリンが届いたようですが、まだまだ不足しています。
ガソリンスタンドの前は、予約券を持った人だけが給油出来ているようでした。
日中、特に午前中は必ず働いている我々のことも少しは考えて欲しいです。

ガソリン以外の物はそろってきており、スーパーも営業しています。
スーパーでも大型店は地震の影響からまだ営業を再開出来ないところも多いようです。

郡山ではミネラルウオーターもたくさんあります。
ただ、それほど心配はしていませんので、購入はしませんでした。
先日ミネラルウオーターをいただいて、希望する職員に持って行くように話しましたが、皆心配していないようで、そのままクリニックにあります。

今日は牛乳がたくさん置いてありました。
牛乳好きな長男に朗報です。

その後、親子3人で床屋さんに行って来ました。
いつもと違うお店に行ってきました。

実は、写真のお店が家の近所にある行きつけのひより理容さんです。
その向こうのビルが、地震の為に1階が潰れてしまいました。
写真に写っているのは2階、3階、4階です。
1階はくしゃっとなっています。

そのためか、ひより理容さんも震災以来ずっとお休みです。

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話は変わりますが、実は私の実家は埼玉県でガソリンスタンドをやっています。
実家のガソリンスタンドにも長蛇の列が出来て、朝早くから対応が大変だったようです。

やっと混乱も収まってきたようですが、昨日弟から友人と共に高速道路で東北に向かっていると連絡ありました。
盛岡に向かっているとのことでした。
たくさんの方から善意の寄付をしていただき、灯油を届ける為に出発したと言っていました。

昨夜、盛岡のホテルに泊まり、本日は陸前高田に入り、灯油を届けたら本日中に埼玉に戻るそうです。

弟たちの善意と行動力に頭が下がる想いです。
是非このことはブログでもご紹介したいと思い、書かせていただきました。

 

 

2011.03.25
診療
仕事 / 職場

病院閉鎖相次ぐ南相馬、開業医が共同診療所

患者がいるのに手をこまぬいてはいられない――。

 市民の多くが避難して医療機関の閉鎖が相次ぐ福島県南相馬市で25日、地元の開業医らが立ち上がり、共同診療所を開設した。同日午後から診療を始める。

 同市は東京電力福島第一原子力発電所の北側に位置し、事故の影響で市域の大半が避難指示と屋内退避の対象だ。放射線被害への懸念から市内の全病院は入院患者を避難させた。休診する診療所も続出。「医療過疎」に陥り、高齢者を中心に医療から取り残される患者も出ている。

 共同診療所は避難で空き状態になった鹿島厚生病院の施設を借りて設置、約10人の医師が交代で診療する。

 相馬郡医師会などによると、同市内では高血圧、糖尿病などの慢性疾患、精神疾患のため、通院しながら薬で健康管理している患者が行き場を失い、症状を悪化させる恐れがある。

(2011年3月25日10時44分 読売新聞)

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南相馬の放射線量は非常に少ないですし安全です。
福島県内は、すこしずつですが着実に復興し始めています。

当院でも、来週からは透析時間も送迎も、泌尿器科外来も震災以前に戻す予定です。

2011.03.25
診療

地震医療ネット

透析患者受け入れ/薬品の融通…メーリングリストが効果

今回の医療支援では、インターネットなどを介した「ネットワーク力」が効果を発揮している。

 「透析患者を受け入れてほしい」――巨大地震から4日目の14日夜、福島県立医大病院(福島市)の渡辺毅・腎臓・高血圧内科教授は、都内の大学病院に患者の受け入れを依頼した。全国の腎臓内科医らが登録し、複数のメンバーに同じ内容の電子メールを同時送信するメーリングリストにあった、被災地の透析患者受け入れを表明する書き込みを読んでのことだった。

 県立医大病院には、福島第一原発から半径20~30キロ以内にある同県浪江町の病院から入院患者約60人が搬送されていた。この中に透析患者16人が含まれていたが、断水していたため、新規の透析患者への対応は不可能だった。

 渡辺教授の依頼から間を置かず、受け入れを表明した病院の医師らと収容可能な人数などについて連絡・調整を始めた。16日朝には患者を乗せたバスが都内にある東大病院など二つの大学病院に到着。その日のうちに透析が始まった。

 患者を受け入れた帝京大病院の内田俊也・内科教授(腎臓内科)は、「透析の間隔があくほど危険度が高まる。メーリングリストを使うことで、素早い対応ができた」と話す。

 東大医科学研究所の上昌広特任教授は15日にメーリングリスト「地震医療ネット」を開設した。登録者はあっという間に膨れあがり、一度に140人以上の医師らにメールが届く。

 「今、秋田の病院にいる。薬剤搬送可能」「岩手の病院で全身麻酔薬が足りない」といったメールが行き来した。

 上特任教授は「当面の危機をしのぐには、病院間で医薬品を融通する必要がある。電子メディアを活用し、草の根的な支援の動きを広げたい」と話している。

(2011年3月24日 読売新聞)

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随分お世話になりました。
開業医で医師1人ですので、情報が足りませんでした。
透析医会のメーリングリストと共に随分お世話になりました。
心のよりどころにさせて頂きました。

今も情報収集は続けています。

2011.03.24
診療
仕事 / 職場

透析液の安全性について

お知らせ
2011/03/24 09:51:39 事務局
水道水への放射性物質の混入が報道されていますが、現在報道されていますような微量の放射性物質は、理論的には透析液精製の過程でRO膜と活性炭によりほぼ完全に除去され、患者さんに使用する透析液には混入する心配はありません。従って透析治療による内部被曝はないものと考えます。今後さらに検証を進めていく方針です。

日本透析医会 会長 山﨑親雄

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透析医会から透析液の安全性についてメッセージが出されました。
当院でも昨日メーカーに問い合わせ、以下の様に確認してあります。

まず、保健所から届いたファックスでは、豊田浄水場はすでに活性炭処理により放射性物質除去を行い、水質は改善されているようです。

メーカーのコメントです。

ヨウ素は塩素と似たハロゲン系の元素です。
イオンとして水に溶け込んでいる場合はRO膜で除去されるそうです。
ちなみに塩素は99.99%除去されます。

また、それ以外のガス化しているものについては、活性炭で除去されるそうです。

ご安心ください。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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