2012.10.15
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災害時緊急連絡訓練

月曜日の午後、福島県県中地区では、腎臓財団からの義援金で配布されたMCA無線を使用した災害時緊急連絡訓練を行いました。

今回の当番病院から当院へ緊急時訓練の連絡が入り訓練開始です。

多くの施設の返答が集中してなかなか繋がりませんでしたが、数回のトライ後応答出来ました。

「すずきクリニックです。当院の被害はありません。」

と応答をしました。

月1回この訓練は行っていく予定です。

2012.10.14
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福島県腎不全看護研究会

日曜日に第3回福島県腎不全看護研究会がビックアイで行われました。

僕も、「最近話題の透析方法について」と言う話題で話させてもらいました。

また、岐阜県の医療法人大誠会の看護師さん種田さんが笑いヨガについて講演してくれました。

元々、震災後に在宅透析研究会で知り合いになった種田さんから、笑いヨガという「笑いの体操」と「ヨガの呼吸法」を組み合わせた運動法があり、是非とも震災で大変な経験をした福島県の方達に披露して元気づけたいと言う申し出がありました。

どのような形で種田さんに笑いヨガの講演をしてもらうか悩んでいたところ、たまたま会った腎不全看護研究会の幹事の方達に相談し、是非とも腎不全看護研究会で講演して欲しいと言われ、今回の講演となりました。

笑いヨガによって、大誠会の患者さんやスタッフはとても元気になっていると聞きます。
我々も笑いを忘れずに診療を続けて行きたいと改めて感じました。

また、特別講演2番目の「透析患者の自己管理支援」を講演された御徒町腎クリニックの看護師長松岡さんの講演もとても素晴らしかったです。
データが悪い患者さんに対し、自己管理が悪いと言うので無く、先ず十分な透析を提供しているか考えることが大切という考えに共感しました。

僕もしっかり透析とオンラインHDFについて、当院の治療成績を交えてお話させて頂きましたが、反響は大きく、発表させて頂き感謝しています。
また、このような機会が有りましたら頑張りたいと思います。

2012.10.08
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インフルエンザワクチン接種開始のお知らせ

 

援腎会すずきクリニックでは、10月11日よりインフルエンザワクチンの接種を開始する予定です。

【接種時期】10月11日よりワクチンの在庫がなくなるまでです。

      お電話で確認ください。

【ワクチン接種日】 月・火・水・木・金・土  10:00〜12:00

          月・火・水   金  15:00〜17:00

【接種料金】 初回    3000円    

       2回目   2000円

郡山市に住民登録のある65歳以上の方及び60歳以上で身体障害者手帳1級をお持ちの方は公費補助があります。

月曜日から金曜日の午後5時までで、1回1050円の接種となります。公費補助の期間は12月9日までです

2012.10.01
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双葉病院のこと

 

<双葉病院>「患者死亡は原発事故が原因」独自報告書

双葉病院院では、震災直後に多数の患者さんが死亡した問題について独自の調査結果を公表し、院長先生から患者さんのご家族への説明会が行われたようです。

「多数の死亡は原発事故が原因」と結論づけ、「でき得る限りのことはやった。病院側の過失はない」としています。

その事について、「本当に病院に過失がないのか」「謝罪がない」などと反発の声も上がったそうです。

遺族の方からなぜ院長から説明が無かったかと言う話が有ったようです。

実際は、鈴木院長自身が約10軒の遺族宅を訪問したが、ほとんど門前払いされたため、以後は事務職員が対応する様になったと説明しています。
福島県が早い段階で双葉病院が患者を置き去りにしたと発表し、マスコミがその事を報道した為です。

質疑応答の際に、遺族からは、「悪くないのは分かっている。しかし、院長に謝ってほしい。それだけを聞きに来た」「誤るだけでも、謝らないとおかしいのではないか」「土下座しろ」などの発言があったようで、その事に対し、院長先生はショックを受けていると報道されています。

我が子が同じ状況で施設にいたら、先ずは迎えに行って一緒に逃げると思います。
原発事故後に家族の安否を確認する為に訪ねた方達もいたと思います。

批判されるかもしれませんが、これだけの異常事態が起こった時に、最善を尽くした医療者をきちんと管理しなかったと責めることはどうかと思ってしまいます。

僕も震災直後は考えました。

逃げられない透析患者をどうするか。

本当に震災直後は郡山からもたくさんの人が逃げたのです。

那須から新幹線が動いていて、新幹線に乗った人達が乗り捨てた車の列が20km近く離れた白河まで続いてました。

途中、患者と家族の両方を支えることは出来ないと考えて、家族に逃げてもらうことにしました。
ただ、何時何が起こってもおかしく無い状況で、タクシーで那須に家族を行かせるのも不安で、白河に近い職員によろしくと頼み家族を送らせました。

最悪、逃げられない患者とクリニックで透析を継続する事を真剣に考えていました。

だから、今回のことは一生懸命やってのことで、非難されるべきでは無いと思います。

追伸)
もっとも、ご家族の多くのかたは病院の説明に納得されていたと記事には書いてありました。
それを書いておかないと申し訳ありません。

2012.09.24
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院内救急対応訓練

先日、午後から造影剤ショックに対する院内救急対応訓練を行いました。

レントゲン室で造影剤を注射した患者さんが急変したと言う状況を設定しました。

看護師が急変を確認して緊急コールしました。

緊急コールを聞いて、看護スタッフ、事務スタッフ、臨床工学士が集まって対応しています。

職種によって行う業務を決めています。
全て造影剤注射時のショックに対する緊急マニュアルに基づき行いました。

想定出来る事に対する対応は全て訓練しました。

訓練は反省会後にもう一度行いました。
今度は実際に救急医療を行っている病院のスタッフに見てもらい改善すべきことを是正したいと思います。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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