2009.06.14
診療
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無事に学習講演会終わりました。

本日行われた、郡山腎友会の学習講演会、無事に終わりました。
定期総会では、来賓席に座らせていただいて、某代議士さんのお隣の席で非常に緊張いたしました。

時間がおしていたこともあり、少し早口になってしまい、皆さんにご理解していただいたかが心配なのですが、伝えたい内容は全てお話しできたと思います。

漫然と、その日暮らしの透析を受けていてはいけないことと、しっかりとした透析を受けていれば、一般の人と変わらない生活を送ることが出来る事をお話しいたしました。

最近聞いたことですが、全国腎臓病協議会が、テレビ朝日の製作番組に抗議をしたようです。

腎不全の歌手が腎移植を受けた事を特集した「”生きて歌いたい~松原のぶえ決意の腎臓移植~”」と言う番組で、透析治療が非常に苦痛を伴う治療であると言う内容に、人工透析治療に対する誤った認識を印象付けるものであるとして抗議をしたのです。

僕も声を大きくして言いたいです。
『松原さん。貴方の受けていた透析は、時間も短く、透析不足の治療で苦痛が多かったかもしれませんが、十分しっかりした透析を受けている患者さんたちは、一般の方とそれほど変わらない生活を送られているんですよ。』

 

2009.06.13
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PK-PD理論

最近、レボフロキサシンと言う抗菌薬の剤形が変わり、飲み方も変わります。
これまでは、100mg錠を1日3回内服していたのですが、最近500mg錠を1日1回内服するように変わるのです。

これは、PK-PD理論と言う考え方に基づいた考え方です。
PKは、pharmacokinetics:薬物動態で、
PDは、harmacodynamics:薬力学で、
抗菌薬の有効性や安全性を高め,さらには耐性菌の出現を抑制することを目的としています。

具体的には、レボフロキサシンのようなニューキノロン系の抗菌薬は、薬剤と菌が接している時間を長くするよりも、菌と接する薬剤の濃度を高くした方が、殺菌作用が強いことが分かっています。
こうした「濃度依存性」の抗菌薬は、1回投与量を増やして血中濃度を上げることで、より効果が強くなり、耐性菌も出来にくくなると言われています。

これまでは、薬の副作用をおそれるあまり中途半端な使い方をしてしまい、耐性菌を多く作ってしまっていたので、今後は耐性菌を作らない投薬の仕方が大切であると言われています。

当院でも、もう少しで使用できますので、使用したいと考えています。

2009.06.08
診療
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新しいタイプの前立腺肥大症薬

前立腺肥大症の薬には、植物製剤、抗アンドロゲン剤そして、α1ブロッカーがあります。
現在は、α1ブロッカーというタイプの薬が第1選択として使われることが多く、よく効く薬として知られています。

先日、某メーカーさんがいらして、秋頃に、男性ホルモンを働きにくくすることで前立腺の肥大を改善する新しいタイプの薬がでると宣伝していました。

米国では、すでに中等症から重症の良性前立腺肥大患者に対する治療薬として2002年に承認されている様です。
また、毛はえ薬としての効果もあり、プロベシアと同様の効果があるようです。

副作用として、勃起不全や性欲減退、女性化乳房などもあるようですが、最近前立腺がん発症のリスクを減らすことが明らかになったことも聞いています。

現在は、前立腺肥大症の治療としては、α1ブロッカーを使用することが多く、種類を変えて処方して対応しています。
また、症状改善のためには、植物製剤を加えて治療しています。
新しいタイプの治療薬がでることによって、治療の幅がでることは歓迎することだと考えています。

2009.06.02
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6月14日(日)郡山腎友会で透析の講演をいたします。

6月14日(日)に、郡山腎友会の定期総会が郡山市障害者福祉センターで行われます。
今回、総会終了後、

『元気で長生きできる透析をめざして
 —オンラインHDF治療の有効性について—』

と言う題名で、お話をさせていただけることになりました。
内容的には、どのような透析治療を受ければ元気で長生きできるかです。
また、当院で積極的に行っているオンラインHDFについても、知識の無い方でも理解できるように説明いたします。

学習講演会は、どなたでも参加できますので、興味のある方は、是非いらしてください。

  日 時    2009年6月14日(日)午前10時より
  学習講演会  午前11時20分より
  会 場    郡山市障害者福祉センター「訓練室」
         郡山市香久池1-15-15
         ℡ 024(934)5811

 

2009.05.29
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ザ・ウィークリーに載りまいた。

ザ・ウィークリー別冊の健康ガイド 『あなたの町のホームドクター2009』に載りまいた。

今回のテーマは、血尿です。

皆さん、ご覧になってください。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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