2014.03.14
診療
研究
その他(医療関連)

第29回ハイパフォーマンスメンブレン研究会

ホームページの学会発表を更新しました。

3月14日(土)・3月15日(日)に東京の日本消防会館で行われた第29回 ハイパフォーマンス・メンブレン研究会 で、当院臨床工学技士の入谷が

「ニプロ社製NCV-2使用による大量透析液流量時のオンラインHDF治療効果」

と言う演題で発表してきました。

当院では、以前より透析時間延長と共に高血流量の透析を行っており、透析方法はオランHDFを基本としています。
オンラインHDF療法では、透析液を補充液として使用することで大量の補液が可能となり、低分子量蛋白除去効率を上げることが可能ですが、補液を増やすことにより透析液流量が低下して、小分子量物質の除去が不十分になる恐れがあります。

実際には、当院では高血流とすることで小分子量物質の除去効率を上昇させていますが、一般的には、血流量と透析液流量の比率は1:2程度となる設定が望まれると言われています。

そこで、総透析液流量800ml/minが可能なニプロ社製NCV-2と言う透析装置を用いて、総透析液流量600ml/minと800ml/minの比較を行いました。

ご興味の有る方は是非ともご覧になってみてください。

2014.03.13
診療
生活 / くらし

本日は世界腎臓デー(World Kidney Day)

本日は世界腎臓デー(World Kidney Day)です。
世界腎臓デーは、腎臓病の早期発見と治療の重要性を啓発する国際的な取り組みとして、国際腎臓学会と腎臓財団国際協会によって提案されたもので、3月の第2木曜日と決められています。

http://j-ckdi.jp/world_kidney_day/

福島県は、慢性腎臓病に対し積極的な活動を行っている地域です。

http://www.pref.fukushima.jp/kenko/ckd/ckd.html

慢性腎臓病は、慢性に経過する腎臓病のことですが、実は患者さんは1,330万人いると言われ、20歳以上8人に1人が慢性腎臓病となります。

慢性腎臓病は、高血圧・糖尿病などの生活習慣病や、メタボリックシンドロームと深い関連を持ち、誰もがかかる可能性のある病気です。
進行すると、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの症状が現れてきます。

自覚症状は病気が進行してから出てきます。
その場合、あっと言う間に透析導入となってしまう方も少なく有りません。

定期的に健康診断を受け、尿や血圧の検査をすることが早期発見に繋がります。

2014.03.09
生活 / くらし

春蛍2014&キャンドルナイト~希望のあかり~

昨日より東京で行われていたハイパフォーマンス・メンブレン研究会に参加してきました。
当院からも演題を発表してきました。

帰りの新幹線を降りたところ、駅前にたくさんのろうそくが飾ってありました。
昨日と今日、春蛍2014&キャンドルナイト~希望のあかり~と言うイベントが行われていました。

東日本大震災からの復興や前進、希望への願い、思いを込めて、郡山市の中田町海老根地区で江戸時代から伝わる伝統文化、「海老根手漉(てすき)和紙」で作った灯ろう600個を含めた合計2000本のキャンドルに火をともすイベントです。

夕方、子供たちを連れて駅前にやって来ました。
美しい灯ろうとキャンドルの光はとても素敵でした。

 

2014.03.06
一般

双葉町は今

昨年の夏、大熊町に以前住んでいた友人宅の片付けを手伝うため、許可を得て大熊・双葉に行ってきました。

震災直後の酷い状況のままでびっくりしました。
それで、双葉町の大きな「原子力明るい未来のエネルギー」と言う看板がとても印象的でした。

今回、たまたまGoogleのストリートビューを見たのですが、通常は行けない警戒域内の状況を見る事が出来ました。

とても悲惨な状況です。
撮影した場所の看板も見る事が出来ました。
富岡町の駅前も津波の被害を受けた状況がそのままです。
原発再稼働の話がされています。
しかし、この様になった街のことは忘れ去られてしまっている現実もあります。

是非、多くの方に現状を見てもらいたいです。

2014.03.03
仕事 / 職場
グルメ / お酒

クリニック歓迎会

土曜日にクリニックの歓迎会をいつもの今泉相撲茶屋で行いました。
今回は、個室透析センターの透析ベットが増えた関係で、2名のスタッフをクリニックに迎えての歓迎会でした。
また、開院時からパートタイムだった看護師が正職員になってくれ、1年前に入職したパートタイムの方も希望があって正職員になりました。
こちらのお祝いも兼ねての会でした。

個人的なことで恐縮ですが、スタッフ皆からお祝いのお花を頂きました。
お花をもらえるなんて、歓送迎会以来のことなので、ちょっと照れました。

ところが、最後に大きなサプライズがありました。

宴会の最後に、似顔絵入りのケーキが届きました。
びっくりしました。
食べるのが勿体ないくらいですが、僕が包丁を入れないと皆が食べられないので、入刀させて頂きました。

ありがとうございました。
まだ、お元気にと言われるほどの年では無いですけどね。

4月からは、更に臨床工学技士と管理栄養士の新卒者が入社してきます。
皆で団結してより良い医療が提供出来るように頑張って行きたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

カテゴリー

月別アーカイブ

サイト内の記事を検索

よく読まれている記事

リンク