うつくしまあるきめですin猪苗代
昨日、10月2日日曜日に猪苗代で行われた『第一回うつくしまあるきめですin猪苗代』に参加してきました。
例年、4月29日のみどりの日に『うつくしまあるきめです』は福島市で開催されていますが、今年は震災の影響で中止となっていました。
今回、10月1日(土)・2日(日)の2日間、猪苗代で開催されると聞いて、ウォーキング好きの僕は参加を決意して、日曜日に行ってきました。
コースは、
1日(土)「秋の猪苗代湖を訪ねるコース」
2日(日)「秋の田園と山並みを愛でるコース」
で、両方とも10kmのウォーキングです。
8時半に受付が始まりましたが、参加する皆さんは登山が出来るような格好でした。
私は今泉相撲茶屋のTシャツを着て参加しました。
ラジオ福島のインタビューが来たら20周年をアピールする予定で、しかも暑いだろうと半ズボンだったのですが、あまりにも周りと格好が違うので、参加することを戸惑いましたが、せっかくなので参加させていただきました。
ラジオ福島とテレビユー福島のアナウンサーが号令をかけて、9時45分から準備体操が始まりました。
そして、10時にリステル猪苗代をスタートしました。
たくさんの方が参加しましたので、多くの人で大行列という感じでした。
みなさん、かなり早足の行列で、ついて行くのがやっとでした。
一人で参加しましたので、知っている方がいませんでしたが、天気がよく猪苗代湖畔や磐梯山の頂上まではっきり見えてとても気持ちが良かったです。
後半は、ベビーカーを押したお母さんとほぼ併走していました。
後半かなり歩くスピードが落ちましたが、それでも僕と同じスピードでベビーカーを押しながら歩くお母さんは凄かった。
ベビーカーに乗った女の子に時々ニコニコサインを送りましたが、あまり喜んでくれませんでした。
10kmを1時間40分くらいで歩ききって、その後待っていた妻と子供たちと共にイベントで出された牛丼と豚汁を食べましたが、とても美味しかったです。
歩いておらず待っていただけの妻はとても寒そうでした。
その後、aveのコンサートだったのですが、aveさんの福の歌熱唱とても良かったです。
aveさん、会場に来たとき、僕の脇を通り抜けるように歩いて行って、ビックリしました。
声をかけて握手してもらえば良かったです。
またこの様なイベントには参加したいですね。
次は、ゼビオ猪苗代湖ハーフマラソンかな?
福島の医師、12%が自主退職…原発から避難?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110928-OYT1T00658.htm
東京電力福島第一原発事故後、福島県内の24病院で常勤医師の12%に当たる125人が自主退職していたことが、県病院協会の調べでわかった。
原発事故からの避難などのためとみられ、看護師の退職者も5%に当たる407人(42病院)に上った。県内の病院では一部の診療科や夜間救急の休止などの影響が出ている。
調査は7月下旬、県内の医師らの勤務状況を調べるため、全139病院のうち、同協会に加盟する127病院を対象に実施。54病院から回答を得た。
主な市町村で、原発事故前の医師数に占める退職者の割合が高いのは、南相馬市の4病院で46%(13人、警戒区域の1病院1人を含む)、いわき市の5病院で23%(31人)、福島市の6病院で9%(41人)、郡山市の4病院で8%(25人)。
看護師では、南相馬市の4病院で16%(44人、警戒区域の1病院2人を含む)、いわき市の7病院で8%(113人)、福島市の9病院と郡山市の6病院は4%でそれぞれ68人、54人減少した。
(2011年9月28日14時33分 読売新聞)
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これが福島の現状です。
浜通りは別として、福島や郡山では子育てをしている若い医師を中心に退職が増えています。
しかも、妻子を県外に避難させて仕事をしている医師もたくさんいます。
ずっと妻子と離れた状態でいることは辛いです。
放射線量が下がらなければ、家族が一緒に生活する為にもっと医師は県外に出て行ってしまいます。
しかも、研修医が福島での研修をさけていく可能性も有ります。
一番にやられるのは救急です。
これは、問題化してからでは遅いことです。
何とかして欲しいといつも考えています。
- 2011.09.29
- 生活 / くらし
反原発運動
先日、業者さんがやって来て、先生は反原発運動をやっていると言う話が出ていると言うことを聞きました。
ちょっと、ビックリしたのですが、ブログで過激な事を書いているので仕方無いかなと思いました。
我々福島県民に反原発かと聞くことは、水俣病の方に反チッソなのかとか、四日市喘息の方にコンビナート嫌いかとか聞いている様なもので、ほとんど???です。
先日ロンドンブーツの1号だか2号が反原発とTwitterで発言したらニュースになっていましたが、大きな事故が起こって、収拾が付かない状態で事故を起こすような事業を止めろと言うのは当たり前です。
まだ、冷温停止していない事を皆さん忘れてしまっているのではないでしょうか。
郡山駅前で日曜日に原発反対集会でもあるようなら、いつでも参加したいと考えていますが、現状は、通院中の患者さん達の事や、スタッフや家族の事を考えるのが精一杯でそれ以上のことに対して何か行うことは無理です。
とにかく、子ども達が安心して暮らせる福島に戻してほしい、福島で生活してる人間は、その事を願っています。
- 2011.09.27
- 生活 / くらし
醜いとしか言いようがないですね。
賠償請求書に「一切異議申し立てぬ」 東電、署名求める
文言は削除へ
2011/9/26 17:01
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醜いとしか言いようがないですね。
昨日来院した仮設住宅の患者さんも同様な事を言われたと怒っていました。
あまりにも怒ったので頭痛が出てきたため受診されました。
もうすぐ90才になる患者さんは、あと2,3年で帰れる訳無いのだけど、仮設住宅で死にたくはないんだと話してくれました。
本当に辛い思いを皆さんされています。
東京電力の幹部の方々には是非ともこのことを理解して欲しいです。
- 2011.09.26
- 生活 / くらし
福島で子育てをすると言うこと
週末、両親が郡山にやって来ましたので、磐梯熱海温泉に行ってきました。
旅館について、母が子供たちを連れて散歩に行こうとしたので、慌てて旅館の方に環境放射能の数値がどのくらいかを聞きました。
0.3マイクロシーベルト毎時くらいとのことで、行ってきても良いと伝えました。
郡山では、放射能の数値を聞くのに、『この辺りの数値はどのくらいですか。』で通じます。
温泉に入った後に夕食を頂きました。
私の両親が子供たちにキノコを食べさせようとしていたので、それは止めてくれと言いました。
食品の放射能検査データでもキノコ類は数値が高いからです。
福島県産のものでないかもしれませんが、それはわからないので食べさせません。
両親が、それならば野菜などを送るよと言ったのですが、別に福島でも福島以外の場所で取れた食材を買うことは出来るので、その必要は無いと話しました。
そんなことより、福島で子育てをするためには、どこで遊ばせて良いのかとか、何を食べたら安全なのかとか、普通だったら全く考えなくていい事を考えなければ子育てが出来ないと言う事をたくさんの方に話して欲しいと言いました。
震災から半年も過ぎましたので、関東では原発事故の事も話題にならなくなっているようです。
でも、福島県民は今でも放射線に脅えながら生活していると言う事を全国の皆さんに伝えていきたいです。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。