第10回日本高齢者腎不全研究会
http://jaerc10.umin.jp/
今朝は朝から新幹線に乗り込んで、埼玉県川口市で開催される第10回日本高齢者腎不全研究会に参加予定です。
やまびこに乗って初めてグリンクラスを見ました。
新幹線に出来たファーストクラスです。
いつかは乗ってみたいなあと思いながら、ブログ書いています。
当院も開院して年月が経っていないこともあり、高齢の透析者が多いです。
〝介護〟と言う言葉はこれからどんどん重要になっていくと思います。
しっかり勉強してきたいと思います。
桜の花をいただきました。
数日前に、最近ご無沙汰している飲み屋さんから桜のつぼみがたくさんある木が送られてきました。
どうすれば良いのか分からず困っていたところ、つぼみが赤くなってきたので、受付脇の水槽の隣に飾っておきました。
今日見たら桜の花が咲いていました。
ライトアップしても綺麗です。
飲み歩いていると妻に怒られるので自粛していましたが、またあのお店にも行ってこないといけないようです。
心肺蘇生法トレーニング
当院では、緊急時の対応のため、郡山消防署で行っているADE講習会にスタッフ全員が参加しております。
今年になって、星総合病院より心肺蘇生法トレーニングをクリニックに来て指導してくださると言う話があり依頼しておりましたが、昨日指導に来院してくださいました。
開院以来、未だ透析中の急変という事態は起こっておりませんが、今後そのような事があるかもしれませんので、緊急時の備えは怠ってはいけません。
これからも職員一同、地震時も含め有事の対応をしっかり行う準備をして行きたいと思います。
レストレスレッグス症候群(RLS)への試み2
次にRLSアンケートで診断基準すべてに当てはまった9名に対し、
国際レストレスレッグス症候群重症度評価尺度を用いて、
重症度調査を行いました。
質問項目は
1.脚の不快感
2.動き回りたい欲求 から始まり
10.気分障害のレベル までの10項目です。
症状が「とても強い」を4点とし、「全くなし」を0点とした5段階評価で行いました。
9名の平均スコアは22.1と言う結果でした。
ここで、これらの患者さんに対して、透析膜を変更することでレストレスレッグス症候群の症状が改善出来ないか検討しました結果が今回の報告です。
レストレスレッグス症候群(RLS)への試み1
先日行われていた第27回 ハイパフォーマンス・メンブレン研究会で当院技師入谷が
〝レストレスレッグス症候群(RLS)への試み
~α1MG除去率からのアプローチ~〟
と言う演題で発表してきましたので、ブログでご紹介いたします。
レストレスレッグス症候群〈RLS〉とは、
自覚症状として、じっとした姿勢や横になったりしていると主に下肢の部分に「むずむずする」・「じっとしていられない」・「痒い」などの異様な感覚が現われる症候群です。
レストレスレッグス症候群は透析者によく見られ、発生頻度は透析者の20~40%にも達すると言われています。
透析者のレストレスレッグス症候群には、分子量33,000のα1-マイクログロブリン(MG)が関与していると言われ、α1-MGの除去能を高めることにより症状が改善されることが報告されて来ています。
先ず、当院におけるレストレスレッグス症候群(RLS)患者数を把握するために、このようなアンケート調査を行いました。
RLSの診断には、これら4つの項目、すべてに当てはまることが必要となります。
当院の患者さん68名中、55名は無症状でしたが、
3項目が4名、4項目全て当てはまった方が9名いました。
通常は、20~40%の方がレストレスレッグス症候群の症状を訴えるということですので、当院の13%と言う結果は決して悪くない結果でした。
ただ、レストレスレッグス症候群と診断される方が9名いたことも事実であり、これは無愁訴透析を目指している当院にとって無視出来ない人数でした。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。