2011.05.14
仕事 / 職場

アップル、今回の震災で故障した製品を無償で修理

アップルから今回の東日本大地震で故障した製品の修理についてのお知らせが出ています。

http://apple-stream.com/News/アップル、今回の震災で故障した製品を無償で修理-1/

 

今回の地震で被害を受けたアップル製品をご愛用のお客様に対して、修理可能な製品につきましては無償でピックアップ&デリバリー修理サービスの特別修理を実施いたします。

なお対象製品と対象者

対象製品:地震により直接的な被害を受け、ピックアップ&デリバリー修理サービスで修理可能な Mac、iPhone、iPad、iPod touch* およびアップル製ディスプレイ(アクセサリ類は除く)

対象のお客様:平成 23 年東北地方太平洋沖地震による災害救助法適用市町村にお住まいのお客様。

受付期間は、2011 年 6 月末日修理受付まで

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震災時に転倒したマックがその後調子悪くなり、動かなくなっていました。
たまたま、上記を見つけ電話しました。

数日後、クロネコヤマトの人が取りに来て、電源やケーブルを外した本体を渡したところ、その3,4日後にはきちんと直って戻ってきました。
しかも、全く請求無しでした。

他にも震災で落下して使えなくなったキャノンのプリンターが有りました。
キャノンにも電話したところ、半額で修理してくれました。

諦めて捨てるつもりのテレビなども一度メーカーに聞いてみるといいのではないかと思います。

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当院の2階には透析室があり、機械室にはたくさんの装置があります。しっかり床に固定した1トンもあるRO装置が地震の揺れで足がちぎれて動いてしまうくらいのひどい揺れでした。

落下して損傷した浸透圧計や落下してぐしゃっとなった血液ガス分析装置もメーカーさんのご厚意で修理してもらえました。

動いて本が間に入り込んで取れなくなったRO装置も、わざわざ仙台から数人で来て、元の位置に戻してくれました。

たくさんのご厚意に対し、この場で御礼致します。

2011.05.04
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

耐震診断をしてもらいました。

クリニックは、建築基準法が改正されて、郡山市としては一番に認可を受けた建物です。
改正時には構造の確認が重視され、当院を設計した設計士とは別の耐震専門の設計士が構造の確認をしています。

そのため、震度7まで耐えられる構造になっていますが、東日本大震災の影響で、建物自体の構造が弱まっていないかを確認する必要があります。

先日、当院を設計した今井建築設計事務所の今井先生と、構造計算をして頂いたAS建築設計室の青木先生に建物の構造を再度チェックして頂きました。

天井の点検口から主要な鉄骨部を目視で確認してもらいましたが、溶接部分の 変形、ジョイント部のボルト、プレートの破断、ズレ等の形跡はみられず、耐震については建設当初と変わりないと言うお話でした。

以上、ご報告いたします。

2011.05.02
仕事 / 職場
生活 / くらし

なんだかなーと思います。

このブログは、『援腎会すずきクリニックのいい透析への道』と言う題名ですが、最近は放射能との戦いの道みたいになっていますね。

前にも書きましたが、僕自体は生活している上では放射能はあまり気にしていません。

朝、クリニックまで3kmの道をマスクせずに徒歩通勤しています。

妻よりマスクくらいしたらといわれていますので、今後はしようかなと思いますが、運動中のマスクは汗かくのですよね。

一昨日も駅に行きましたが、大人でマスクをしている人はかなり少数派です。

まあ、なれちゃったというのが本音かもしれません。

 

ただ、子供が受ける放射能を少しでも少なくしたいという気持ちと、国民の生活を守るとか言っている人たちが、自分たちの都合で物事を決めてしまうことが許せないだけです。

 

少なくとも、ある程度の地位にいる方は、自分の立ち位置をわきまえて発言して欲しいです。

まあ、職員からお前が言うなと言われそうですけどね。

 

2011.04.27
研究
仕事 / 職場

「東日本大震災と透析医療:被災地からの報告」

第56回日本透析学会総会 緊急企画
「東日本大震災と透析医療:被災地からの報告」

第2日目 6月18日(土曜日)9:00~11:00
第1会場(パシフィコ横浜会議センターメインホール)

司会: 田熊淑男(仙台社会保険病院)
渡辺 毅(福島県立医科大学)

演者1 木村朋由(仙台社会保険病院腎疾患臨床研究センター)
演者2 大森 聡(岩手医科大学)
演者3 川口 洋(いわき泌尿器科)
演者4 荻原雅彦(雅香会おぎはら泌尿器と目のクリニック)
追加発言 渡辺 毅(福島県立医科大学)

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震災直後は、福島医大腎高血圧科の渡辺教授、中山教授、旭講師から励ましの電話を頂きました。
おぎはらクリニックでは、かなり多数の被災地の患者さん達の透析を引き受けて、しかも当院に励ましの電話をしてくれました。

辛い時期にとても助かりました。
仙台社会保険病院では、周辺の医療機関の多くが透析を行えなく最も患者さんが集中した時は、2.5時間透析を8クール行い対応したと聞いています。

ほぼ24時間体制で気が遠くなります。
当院も朝8時から夜間まで3クールの透析を行いました。
規模は小さいですが、共感出来る部分が有ります。

岩手もひどかったでしょうから、大森先生のお話も聞きたいです。

是非ともこのシンポジウムに参加したいのですが、僕は同じ日の9:30から10:30まで、第9会場 で一般演題の口演を行う予定です。

とても残念です。
すこしでも参加したいので、座長の先生に発表の順番を変えられないか交渉してみようかと思います。

2011.04.17
研究
仕事 / 職場

クリニックでの累積放射線量

レントゲン室を持つ医療機関は6ヵ月毎に放射線の漏洩検査を行うことが義務となっています。
レントゲン室の地下は無理ですが、4方向と上面で放射線が漏れていないか測定します。

たまたま、当院では3月がこの漏洩検査を行う月でした。
当院では、フイルムバッチをレントゲン室の周囲に貼って1ヶ月間の累積放射線量を測定して記録しています。

3月の結果が届きました。

当然ですが、レントゲン操作室や廊下壁やドアなど感度以下であり、全く放射線は漏れていません。
そんなことよりも、注目すべきは外壁の累積放射線量です。

1.6ミリシーベルトでした。

つまり、東北電力福島第一原発から漏れた放射線の累積量です。
室内にある隣の内視鏡室が0.2ミリシーベルトで、2階にある透析室が0.3ミリシーベルトです。

結果を見てそれほど高くないので安心しました。
クリニックは以前氾濫したことが有る逢瀬川の近くにあり、郡山市内でも比較的低い場所に位置しています。

にもかかわらずこの程度の値でしたし、しかも室内はずっと低いことがわかりました。
少しほっとした次第です。

そこで、oxonさんが作った可視化の図に当院の位置を載せてみました。

元図は

http://dl.dropbox.com/u/16653989/NuclPlants/school/can_col.png

となっています。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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