川内村に血圧計を贈呈しました。
10月27日に援腎会すずきクリニックでは富岡町に血圧計を50台寄贈しました。
今回の震災後、近隣に富岡町287戸、川内村171戸、双葉町65戸の仮設住宅が出来ています。
川内村の患者さんもたくさん来院していますので、今回は川内村にも血圧計を30台寄贈する事としました。
各仮設の集会所で血圧を測るために使ってくれるそうです。
ビックパレットにある川内村の災害対策本部を訪れて血圧計を贈呈してきました。
実は、贈呈式の時には村長さんは副大臣と面会中で、副村長さんに贈呈してきました。
今回はテレビ局も取材に来てくれて、夕方のテレビで放送されてビックリしました。
その後、村長さんが対策本部に帰ってきたので、再度写真を撮らせていただきました。
今日も避難の患者さんがたくさん来院しました。
そろそろ年末なので、いつも通院してくれている患者さん達に『よいお年を!』とお話していますが、心から来年はいい年になって欲しいと思っています。
階段の手すり
今回、震災で裂けた壁の修復と一緒に、透析室に向かう階段の左側にも手すりを造設しました。
以前から、階段の右側には手すりが有りました。
でも、最近とある患者さんから左側に手すりがあるといいのにと言われました。
一般的に右利きの方が多いので、シャントは左に作ります。
そうすると、重い荷物は右手で持つことが多いようです。
右手で荷物を持つと階段の手すりは左側にあるとうれしいと言われました。
その話を聞いてなるほどと思いましたので、今回左側に手すりを追加しました。
その患者さんはかなり高齢のお婆ちゃんですが、2階の透析室にエレベーターを使わずに上って行ってくれます。
今後も元気に階段を上がってくれることを願っております。
修繕工事
震災で2階の透析室はかなりダメージを受けました。
と言っても、当院は鉄骨作りですから、ボードが壊れるのは仕方がないことです。
当院の場合、修繕工事は透析を行っていない日曜日にやるしか無く、なかなか工事をお願い出来ない状態が続いていました。
最近になって、職人さん達も少し余裕が出てきたとのことで、日曜日ごとに修繕工事を頼めるようになりました。
ぼろぼろになったアスファルトも直してもらいました。
エアコンの蓋も落ちかけてしまい、テープでとめていたのですが、やっと綺麗になりました。
現在は、壊れたボードを取り替えている最中です。
今後は、壁紙が貼られて工事も終わりになります。
お正月は新たな気持ちでがんばれそうです。
来年は良い年になって欲しいです。
避難訓練
今年も消防法に基づき避難訓練を行いました。
毎年行っていて、秋の年中行事みたいな感じになっています。
2階の透析室にある救助袋を用いて避難する訓練です。
先ず救助袋の箱から救助袋を取り出し、階下に落とします。
最後まで落とすとトンネルが出来ます。
今年も数人が救助袋を通って1階まで降りて訓練は終了しました。
毎年やっているので、今年はみんな要領よくやってくれました。
職員旅行
11月20日の日曜日に、職員旅行としてディズニーランドに行ってきました。
当院は外来専門であり夜勤等がありませんので、子持ちのスタッフが多数おります。
震災直後は、原子力発電所が爆発して、郡山からもたくさんの方が避難しましたが、当院のスタッフはずっと頑張ってくれました。
とても感謝しています。
また、その後も原発事故の影響で子ども達が外で思い切り遊べないと言う状況が続いていますので、今回の旅行を企画しました。
スタッフとその家族、我が家の子ども達と総勢20数名で行ってきました。
午前6時に出発して、10時前にディズニーランドに到着しました。
日曜日は天気がよく比較的暖かかったので、園内はたくさんの人で混雑していました。
まずは、午前のパレードをみてすごしました。
お昼ご飯を食べた後、空飛ぶダンボに乗ったのですが、待ち時間も1時間と半端でないですね。
フォンテットマンションはファーストパスで入りましたので、ほぼ待ち時間無しでした。
今回は、特設ステージでのショーが抽選で当たり家族で見ることが出来ました。
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
スタッフにも好評だったので、来年はディズニーシーに行こうかと盛り上がっています。
これからもスタッフと気持ちを一つにして、しっかり透析を実践して行きたいと考えております。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。