ホールボディーカウンタによる内部被ばく検査について
平成24年5月分の県が実施している内部被ばく検査では、調査した7,225人全員の預託実効線量は1mSv未満だっとそうです。
預託実効線量はどういうものかというと、
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/servlet/food2_in?pageSID=4487106
食品摂取後長期間にわたって人体が受ける内部被曝の影響を評価する基準として、摂取後50年間に受ける線量を最初の一年間で受けた(預託)として計算されるもの
僕は、年間被曝量は5ミリシーベルト未満にすべきだと考えています。
以前は、内部被曝と外部被曝の量を同じくらいに考えていましたが、外部被曝に比べ内部被曝の量は少ないという事が知られる様になりました。
今回の預託実効線量からもその事が言えるようです。
ちょっと気持ちに余裕ができますね。
著作権侵害
昨年の原発事故以降、放射線被曝や原発報道についていろいろ書いてきました。
その中で他の新聞等の記事を転記した記載も多数載せていました。
今回、記事の権利を保有する会社の方からM3に著作権侵害の恐れがあると連絡があったそうです。
と言う事で、とりあえず、昨年震災後の引用記事を削除いたします。
コメント頂いた方には申し訳ないのですが、ご了承いただきますようお願いいたします。
新しい超音波室
これまで第二診察室の一部にあった超音波装置を独立とした一部屋に移動させました。
これで、超音波検査を行っている間は問診が出来ない状況が解消されました。
超音波の画像を患者様も一緒に見る事が出来るモニターも超音波室に移動させました。
時々頭をぶつけそうになる方がいらっしゃるので、今後も気を付けて下さい。
また、内視鏡室の一部でも予診が行える場所を設けます。
今後は、1診、2診同時に診察が出来る状況となる予定です。
月曜日・水曜日の午後を手術・検査の時間とした分、午前中の外来で混み合う時間帯が出来ていますが、なるべく解消できるように今後も努力して行きたいと考えております。
第57回日本透析学会総会
今週は、第57回日本透析学会総会が札幌で開催されます。
援腎会すずきクリニックは本日より土曜日まで休診となります。
透析に関する最新情報や知見を勉強して、日々の診療に役立てて行きたいと考えております。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
愛-Podアンケート調査報告4
全体をスコア化すると介入対象となる合計点数30点以上の患者さんが26.9%いました。
これらの愁訴を訴える患者さんには、担当スタッフが個別の対策を立てて対応し、半年後にスコアが改善されたかを確認する事としました。
便秘は透析患者によく見られる症状であり、運動不足や除水、リン降下薬の内服による影響が大きいと考えられます。
不眠については様々な原因が考えられますが、「憂鬱な気分になる」「何事にも興味がわかない」といった回答があったことから透析治療による生活の制限や治療自体の煩わしさなどがストレスとなり不眠を訴える患者が多いのではないかと思われました。
今回の調査を行ったことで、患者さん達が普段訴えない愁訴を知る事が出来ました。
今後はこの結果を基に愁訴を改善出来る様な試みを行っていきたいと考えています。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。