- 2012.06.03
- 生活 / くらし
大飯原発 「仮免」で責任とれるか
http://www.shinmai.co.jp/news/20120601/KT120531ETI090006000.html
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原発事故が起こって1年。
未だに原発は安全な状態にありません。
しかも、60km離れた郡山でも放射線量が高く、20人に1人の子供は避難して、外で遊ばせるのを躊躇してしまいます。
多くの父兄がとても心配しています。
一度事故が起これば、これほど遠くにある場所でもこの様な状態になります。
しかも、原発事故直後には東京電力が人間の力では制御できないので全面撤退したいと政府に言ってきた事実の通り原発は一度事故が起こればコントロール不能になることは明白です。
今回の場合、免震重要棟もベントもない原発です。
それ以外は福島より安全だと言うのかもしれませんが、免震重要ととフィルター付きベントは最低限だと思います。
今回の事故を反省すれば、万が一の事に対する対応は絶対に必要であり、今回の事故を政府が反省しているとはとても思えません。
物事には道理というものがあるのでは無いでしょうか。
「無理が通れば道理が引っ込む」と言うことわざを野田さんはご存知ないのではないかと思います。
- 2012.05.24
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数土氏の東電社外取締役兼務
数土氏の東電社外取締役兼務、官房長官「問題ない」
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制度的には問題無いかも知れないですが、事故を起こして世間から注目されている企業とそこを取材する立場にある人間が兼務出来るはず無いですよね。
これからも注目していく必要があります。
東京新聞の記事もご覧ください。
- 2012.05.20
- 生活 / くらし
21世紀記念公園の放射線量
本日の金環日食はとても残念でした。
お昼になって晴れてきたのがむなしいです。
昨日の日曜日はよく晴れた一日でしたので、子ども達と21世紀記念公園に自転車の練習に行きました。
21世紀記念公園 麓山の杜は郡山市の市街地の中心部に位置する公園です。
中央に噴水があって、軽食が食べられるお店もあって、日曜日にくつろぐには最高の場所でした。
ただ、震災後は、麓山ですから郡山市内でも放射線量が高いと言われている場所で、子供たちを遊ばせるにはちょっと心配な場所と考えていました。
最近暖かくなって、子供たちが屋外で遊びたいと言う訴えが多くなってきました。
先日は開成山公園で自転車遊びをしたのですが、自転車に乗っていた場所は1マイクロシーベルトくらいでした。
21世紀記念公園の方が放射線量が低いという話もあり、家族で自転車に乗って線量計を持って出かけてきました。
公園西側の緑の多い場所から入っていったら、いきなり1.4マイクロシーベルトの値で大丈夫かなと感じました。
モニタリングポストの数値は0.57で僕の線量計も0.65でしたので、大幅な狂いは無いようです。
でも、モニタリングポスト近くの数値は低いですが、公園全体は1マイクロシーベルトくらいあり、決して低い数値ではありませんでした。
最近測定した数値が0.59マイクロシーベルトだという標識が立っていましたが、すぐ横で測って1.53マイクロシーベルトでした。
我が子も1時間くらい遊ばせました。
たくさんの子供たちが遊んでいましたが、0.5マイクロシーベルトくらいの場所は一部分だけで、ほとんどの場所が1マイクロシーベルトくらいあることは知っているのでしょうか。
本当に屋外で子供たちを遊ばせるのに苦労します。
今年の夏もどうすれば良いのだろうと考えてしまいます。
明日は金環日食です。
金環日食が明日21日朝、首都圏を中心に見る事が出来て話題になっています。
郡山市は金環日食が見える最北端で、僕も明日は息子達と小学校の校庭で観察予定です。
日食グラス2個とプリングルズの空き缶3本で作った日食観察装置もできました。
昨日は、某病院で看護師さんの分まで2段の日食観察装置を作成しましたが、その後もう一つプリングルズを買ってきて3段としました。
観察装置は、プリングルズのふたの中央に針で穴を開け、金属の底をカッターで切り抜いて、もう一本の筒に貼り付けます。
もう一本の筒の横に観察用の小窓を作り2段の観察装置となります。
非常に簡単にできますが、筒の方向に太陽を向けるのが難しいです。
明日は、7時に自宅を出発して息子と小学校で観察です。
明日は晴れてくれるかどうかが一番心配です。
- 2012.05.16
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県外への転出数
民報新聞の記事です。
福島市では18才未満の子供3150人が県外に避難しています。
郡山市でも2778人の子供が県外に避難しています。
両方の市共に20人に1人の子供が県外に避難している計算です。
我々が生活している郡山市内も1マイクロシーベルトくらいの放射線量があります。
大学の先生方を中心に、安全だ!安全だ!とさかんに言っていて、子ども達の屋外活動もどんどん制限が無くなってきています。
どこまで線量を下げれば安心してもらえるかというと、多くの親が思っているのは、以前の状態にしてくれなければ安心しないと言うことです。
どうしても被害者意識になりますよね。
郡山や福島の高線量地域を除染すると言う話は聞こえてきません。
行政はただただ、時間と共に数値が下がるのを期待しているように感じます。
これでは、福島・郡山の子ども達はもっと減りそうです。
しっかりした対策を取って欲しいです。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。