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2024.01.01
一般

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
2024が皆様にとって輝かしい1年になりますことを祈念いたします。
昨年春頃まで猛威を振るっていた新型コロナウイルスの流行もやっと下火になってきました。多くの方がワクチンを繰り返し接種した事による効果だと考えます。

今年医療法人援腎会は、2020年の第10回透析運動療法研究会郡山開催に引き続き、7月に第35回日本サイコネフロロジー学会を郡山市のホテルハマツで開催いたします。透析運動療法研究会の時は、コロナ禍直前の開催であり、後2週間遅かったら開催出来なかったタイミングでしたがギリギリ通常開催出来ました。研究会には沢山の透析従事者が参加してくれました。学術的な討論に加え、理学療法士や健康運動指導士による実習もあり、日々の診療に役立つ研究会となりました。

日本サイコネフロロジー学会は今回が35回という長い歴史のある会です。腎臓病のネフロロジーと「こころ」を扱うサイコロジーを重ね合わせたのがサイコネフロロジーであり、我々透析医と「こころ」の専門家である精神科医や心療内科医がお互いの知見を高め勉強する会です。1990年に自らも透析患者であった精神科医の春木繁一先生が東京女子医科大学腎臓病総合センター所長であった太田和夫先生と一緒に研究会を発足しています。30年経過した2019年に研究会から学会となっており、35回は鈴木が大会長として援腎会のスタッフのサポートを受けながら学会の運営を行う予定です。

援腎会の治療方針は「しっかり透析」です。透析不足ですと常に体調不良の状況が続きます。血圧も高くなり、短時間透析は透析中の急激な血圧低下を起こしたりします。
「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と言う言葉があります。病気にかかっていると身体の不調と共に心も不調を来してしまい、体調不良を改善させることで精神的にも安らかになってきます。
今回の学会のテーマは「透析と共に生きる」です。実は春木繁一先生の著書と同じ名称なんですが、長い透析生活を穏やかな心で過ごして欲しいと言う気持ちからテーマとしました。援腎会に通う皆様には、暴飲暴食を避けて食事にこだわり、ほどよく身体を動かして睡眠時間を十分にとり、健康的な1年を過ごして欲しいと思います。
我々一同皆様のサポートをするつもりで頑張りますので、今年も1年よろしくお願いいたします。

令和6年1月1日
医療法人援腎会  理事長 鈴木一裕

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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