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2021.09.17
一般

なぜ新規陽性者数は急速に減ったのか?

新型コロナウイルスの感染者数ですが、全国的に急速に減少してきています。

未だに、なぜ新規陽性者数は急速に減ったのか?はとても疑問です。

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なぜ東京の感染者が急減少しているのか・・・

コロナ対策専門家に聞く【報道特集】|TBS NEWS

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4358631.htm

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こちらで、東京感染症対策センター 専門家ボードの賀来満夫先生が、新規陽性者数は急速に減った原因として以下の3点をあげています。

 

1 ワクチン接種が着実に進んできて効果が見られるようになってきたこと

2 人の流れが減少している状態が比較的長く続いているということ

3 多くの方がリスクに繋がる行動を回避したリスク回避行動を取っているから

 

ただ、世界的にみても感染者数には同様の波があるようです。

こちらは、と言うサイトに掲載されている世界の感染者数と日本の感染者数です。

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世界の感染者数

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日本の感染者数

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底の人数の違いは有りますが、同時期に増加して同じように減少しています。

いろいろな要因が重なる事によってこの様な波が出来たのか?

もしかしたらこの波が新型コロナウイルス特有の特徴なのか?

私には解りません。

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なぜ、今日この様な記事を書いたのかと言うと、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室のサイトにCOVID-19 AI・シミュレーションプロジェクトによる「なぜ新規陽性者数は急速に減ったのか?」と言うページを見つけたからです。このプロジェクトチームの面々が凄すぎでビックリしました。

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分析中との事ですが、仮説が書かれています。

https://corona.go.jp/prevention/pdf/advisory_kaigou_20210916.pdf

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仮説として

1 感染対策が定着してきて多くの人が協力してくれた 
2 引き続き夜間の人流は7月上旬の25~30%減、特に、ワクチン未接種の方の外出が減少 
3 出勤者数が昨年より5~10%低い(オリパラ中の企業へのテレワーク等の協力要請が一定の効果か) 
4 7月の4連休、8月の3連休、お盆など活発な活動が集中する時期が過ぎた 
5 一時的かもしれないが、情報効果によって行動が慎重に(医療逼迫・重症者増、30代の人が自宅で死亡 (8/11報道)、新規陽性者が8月中旬に全国で2万人、東京で5千人を超えた等)
6 ワクチンの効果(特に、高齢者、中高年) 
7 検査数の増加 
8 無症状の感染者が減っている可能性 
9 季節変動(涼しくなり、窓開け・換気がしやすいシーズンとなった)
10 夏の長雨による活動・消費の低下
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と言う項目が挙げられて、それぞれに関連する資料が書かれています。
私としては、新規陽性者数と無症状者陽性率の推移が面白いなと思った事もあり、ブログでご紹介する事といたしました。

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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