水曜日にインターサージカル ラリンゲルマスクの講習会を業者さんにお願いして開催しました。

今週より高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの接種も開始となりました。

ほとんど無いと言われていますが、ワクチンによるアナフィラキシーショックも０ではありません。

アナフィラキシーショックが起こった時の為の筋注用アドレナリンも用意してありますが、より重篤な場合には軌道確保と酸素投与が必要になる場合があります。

また、透析治療は体外循環を行う治療ですので、透析中に急変するケースも数年に１回くらい生じます。

その時の為に、ＡＥＤや気管内挿管用の喉頭鏡や挿管チューブは準備してありますが、頻回に起こる事では無く、挿管と言う手技は不慣れです。

今回、日本光電さんにお願いして、簡単に挿管せずに軌道確保出来るラリンゲルマスクの院内講習会を開催致しました。

今回講習を受けたのはインターサージカル ラリンゲルマスクと言うラリンゲルマスクで、簡単に入れるだけで軌道確保出来るものです。

山岡先生が入れましたが、簡単に適切な場所に入れられました。

挿入後は空気を送り込む器具を装着して終了です。

今後も新しい技術を取り入れて行きたいと思います。