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2015.07.14
一般

磁気刺激装置 TMU-1100を導入いたします

時期.jpg

「トイレが近い」「間に合わない」などの症状の方は過活動膀胱の可能性があります。

過活動膀胱の治療薬として抗コリン剤という内服薬やβ3受容体作動薬などの治療薬がありますが、便秘や口渇などの副作用もあります。

当院では、干渉低周波により膀胱排尿筋・骨盤底筋刺激し、頻尿・尿失禁の治療を行う機能的電気刺激装置ウロマスターを導入して治療を行ってきました。

今回、新たに女性の尿失禁治療用磁気刺激装置 TMU-1100を導入いたしました。

イス.jpg

この装置の特徴としては

患者さんに合わせて刺激の強さを変えられる

着衣で座ったままで治療が行える

等があります。

今回、成人女性の尿失禁を伴う過活動膀胱の方に対して保険適応となりました。

試しに使ってもらった患者様に聞いたところ、優れた効果が有るようです。

お困りの方は是非ともご相談下さい。

 

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院内には月曜日に設置しましたが、保険診療での運用はもう少し経ってからになります。

この装置で保険診療を行う為には下記の施設基準があります。


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施設基準 

第57の3 磁気による膀胱等刺激法の施設基準

1 磁気による膀胱等刺激法に関する施設基準

5年以上の泌尿器科の経験又は5年以上の産婦人科の経験を有する常勤の医師が併せて2名以上配置されていること。

2 届け出に関する事項

(1)磁気による膀胱等刺激法に関する施設基準に係る届出は別添2の様式49の4を用いること。

(2)泌尿器科または産婦人科を担当する医師の氏名、勤務の態様(常勤・非常勤・専従・非専従、専任・非専任のべつ)を、別添2の様式4を用いて提出すること。


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また、保険適応も現時点では女性の方のみとなっています。

ごらんください。


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保険適応:J070-4 磁気による膀胱等刺激法  70点

注) 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長に届け出た保険医療機関において行われる場合に限り算定する。

◇磁気による膀胱等刺激法について

(1)次のいづれかに該当する尿失禁を伴う成人女性の過活動膀胱患者に対して実施した場合に限り算定できる。

ア 尿失禁治療薬を12週間以上服用しても症状改善がみられない患者

イ 副作用等のために尿失禁治療薬が使用できない患者

(2)1週間に2回を限度とし、6週間を1クールとして、1年間に2クールに限り算定できる。

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現在届出中ですので、届出が承認され次第保険診療での治療を開始いたします。

男性の方や女性でも6週間の治療が終了した方については自費治療となります。

 

自費診療  1000円

となります。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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