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2013.05.21
診療
研究
仕事 / 職場

月1回の面談

援腎会すずきクリニックでは、開院以来月1回の面談を続けています。
もちろん、毎回の透析毎にベットサイドで患者さんに声をかけて日々の調子を聞いたり、行った検査の説明をしたりしています。

それ以外に月1回電子カルテの前でその月に行った検査結果の説明や、透析中や自宅の血圧の確認、体調について聞いています。

透析中に血圧が下がっていないか。
透析後怠くないか。
痒みはないか。
痛いところはないか。
便秘はないか。
眠れるか。
困っていることはないか。

などです。

我々が得られる情報も多く、面談でドライウエイトを変えたり、処方を変更する事もしばしばです。

以前は、1階にある診察室で行っていたのですが、面倒だからと帰ってしまう人が続発して、それで体重計の脇の電子カルテの所で行う様にしたんですよね。
それでも捕まらない様にと言う感じで逃げちゃう方もいて、時々めげていましたが、現在は、皆さん面談の重要性について分かってくれる様になって、そのような方はいなくなりました。

透析は4時間もやって大変だから、終わったらすぐ帰りたいと考える方も多かったし、どんな透析をやっても同じだと言う考えの方も根強く有ったと思います。

でも、時間を延ばして血流を上げることで体調が良くなることを実感した患者さんが増えて、高かった血圧も下がり安定する様になって、徐々にそのような患者さん達も我々に心を開いてくれる様になったのではと思っています。

透析施設は透析だけやれば良いところではないと思います。
腎臓が動いていない代わりを行うのはもちろんのことですが、高齢者や糖尿病を患う方が多いので、合併症の管理や必要に応じて専門医への紹介をする事も重要です。

昨日、今日でずいぶんと面談も進んだので、今週中には終わるかと思います。
月1回の一大イベントですが、きちんと問診をする事はとても大切です。
引き続き行っていきたいと思っています。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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