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2012.12.02
生活 / くらし

思う事徒然に

昨日、東京で研究会がありました。
宿泊してこれから郡山に帰って福島腎不全研究会に参加です。

新幹線の中で書いています。

東京で乗ったタクシーの運転手さんと会話

東京に住んでいると電気は来ているので、原発については無関心なんです。

そうだよね。
県外の方と話すと関心が無い方が多いですよね。

思い起こせばつれづれに

あの時は本当に辛かったんです。
妻と子供を避難させたときは今後どうなるんだろうと言う大きな不安がありました。
もうあんな思いをするのは懲り懲りです。

原発再稼働については、近年出来た原発は比較的安全かもしれません。

でも、これまでさんざんひどい事をしてきた原子力村を信用しろと言われても絶対できません。

福島第一原発だって、非常用発電機を高台に置いておいたら事故は起こらなかったかもしれないじゃないですか。
原発は安全ですという神話を作って災害への対策をする事自体をじゃまして起こした人災ですよね。

原発事故後も、安心安全だと言いふらし、SPEEDIの結果を知らせず多くの方を被ばくさせ、40年廃炉に抜け道を作ったり、信用しろといわれても、笑っちゃいますよね。

未だに家の外に出ると、1マイクロシーベルト以上の放射線量があって、局所的にはかなり高い場所もあります。
にもかかわらず、地域の除染は行わず、自分達で除染しろと言われても、なんで汚された我々がやらなければならないのか理解出来ないですよね。

この公園は数値低いですと公表していますが、ちょっと離れた場所で計ればとても高い数値です。

公園そのものを全部作り替えるくらいの事をして子供達が安心して遊べる場所を一つくらい作って下さい。

子供達を学校の教育の一環として放射線量の低い地域に連れて行って下さい。

県外に持って行けるはずもない廃棄物を自分達にいい条件を出させる為に建前で拒否しつつける方達にも腹が立ちます。

18歳以下医療費無料にしても逃げた子供は戻って来ない事は分かっているのに人気とりで無料にさせ、ますます小児科の負担を増やさせてしまっています。

原発事故は我々にとって過去の事では無く、現在進行中の事なのです。
県外の方に過去の事と思われないように、忘れ去られない様にしなければなりません。

子供達が安心して生活出来る福島をつくるのは親たちの役目です。
そのような気持ちである事を再認識しています。

ちょっとカラフルにしてみました。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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