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内部被曝通信
https://aspara.asahi.com/blog/hamadori/entry/TpigXw1NWt
朝日新聞に医療サイト「アピタル」と言う会員制のサイトがあります。
東大の坪倉正治医師がブログを書いており、一般の方でも見る事が出来ます。
坪倉医師は週の半分は南相馬で医療支援を行っており、南相馬で行っているホールボディカウンターの結果から分かったことをブログに書かれていますが、とても参考になります。
一度ご覧になってください。
それと、昨日ラジオ福島で、東大の早野教授と坪倉医師が内部被曝についてお話してくれました。
いくつか記憶に残った部分を書きます。
・チェルノブイリ比べて内部被爆の量は二桁違う
チェルノブイリでは、汚染直後に食品の規制をしなかったために、汚染した牛乳を飲んだ子供たちが甲状腺癌になったことが知られています。
食品が規制されている現在では、きちんと流通している食品を食べていれば内部被曝の量はとても少ないとの事でした。
南相馬で行っているホールボディカウンターの結果によると、ほとんどの方が測定感度以下であり、一部の被曝量が多い方でも1日20ベクレル程度の被曝量との事でした。
・ホールボディカウンターは子供をはかるより一緒に住んでる親を測ったほうがいい
これは、今回の内部被曝通信にも書いて有る事です。
うちの次男も郡山の高線量地域に住んでいる幼児として、つくばにバスで内部被曝量を測りに行ったのですが、本人だけで無くお母さんも一緒に測る様に言われた事を思い出します。
その時は、小学生の長男を測って欲しいと思いましたが、お母さんを測る理由はあったのだということが分かりました。
・1964年当時は日本国民のほとんどが毎日5ベクレルほどの内部被曝を受けていて、現在の福島での内部被曝より多い
今回の原発事故が起こらなければ全く知らなかった事です。
1950~1960年代を中心に、非常に多くの核実験が大気中で行われ、たくさんの放射性物質が降ってきていたそうです。
グラフの縦軸は指数ですから、とんでもない量が降っていたことが分かりますね。
以上です。 早野、坪倉両先生の話は2回に分けて放送されます。 次回は7月28日の土曜日、午後2時からとのことです。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。