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2012.07.10
生活 / くらし

コメントをかきました。

医療ガバナンス学会に

危機管理としての原発問題~原発はすべてを止めれば済む問題か~

と言う投稿がありました。

http://medg.jp/mt/2012/07/vol537.html#more

コメントを書こうと思ったのですが、認証されず、コメントを書き込めないので、ブログに書くことにしました。

コメント

同様のメールが震災直後妻の元にも送られてきました。
覚えていませんが、僕はただのチェーンメールだから大丈夫だと言ったようです。
だから、あの時大丈夫大丈夫と言った山下教授他が許せない県民は多いでしょうね。
これも、どちらが正しかったのかは今でも分からないです。
福島・郡山から逃げ出す人が最低限の人数だったため、寝たきり老人などの震災弱者が取り残される事は無かったのも事実です。
ただ、福島の親で自分の子ども達を被ばくさせてしまったという気持ちがある親はたくさんいるでしょうね。

僕もただただ原発再稼働反対と叫んでいる訳ではない。
でも、今の体制で管理されている原発には絶対反対です。
うそをついて、人をだまし、矛盾ばかりがまかり通る。
多くの国民が納得して安心出来る技術と仕組みを作ってから再稼働すべき何じゃ無いですか。そのための努力もしないで、何の反省も無く再稼働する事は絶対に容認出来ないですよね。

まずは、過ちを犯した人を処分して、利権に関係しない人達が新しい仕組みを作り、その上で再稼働してもいいか議論する。
これは最低限の事だと思いますよ。

それと、周囲が1マイクロシーベルトある場所で子育てしていますがが、「低線量被ばくは怖くない」と言う考えにも反対。
だって、分からないのだから。
それを怖いと思う人が出て行く事を責めてもいけないし、許容する人がいてもいいのでは。

福島市渡利の数値は高く、避難勧奨指定基準を超えている場所が有ったにも関わらず行政は認めませんでした。
チェルノブイリでさえ避難を住民が選択出来る地域があるのです。同程度の汚染地域がなぜ認定されなかったのか、とても疑問に思っています。
だから、低線量被ばくは安心なんて考えはとうてい受け入れられないのです。

現状は、自宅内や学校、通学路などの除染された場所は安心出来ますが、公園などは実際に計りに行けば未だに1マイクロシーベルトくらい有ります。子ども達を外で遊ばせるのは躊躇します。

それでも僕は郡山に住み続けます。
子供たちを県外に行かせる事もしません。
それは、生活している場所の多くが除染されていて、気を付けて生活すれば十分に生活できると言う考えだからです。
多くの方が同じような考えで生活していると思います。

子供は落ちているものを拾うのが好きです。
現在の福島では落ちているものを拾う事はリスクがあります。落ちている枯れ木や葉っぱの放射線量が判らないからです。
子供たちには少し窮屈な生活だと思います。

だから、せめて夏休みに子ども達を学校単位でサマーキャンプに連れて行って遊ばせて欲しいです。
昨年もいろいろ取り組みが有りましたが、一部の子供しか恩恵を受けておらず、しかも今年はそのような企画さえ聞かなくなりました。

福島郡山では多くの親がストレスを感じて生活しています。
子ども達を屋外で元気にのびのび遊ばせたいと願っています。

野田総理が、先日福島にやって来て、『福島の採再生なくして復興なし』と言ったようですが、もう少し我々の事を考えて欲しいものです。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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