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2012.07.08
研究
生活 / くらし
その他(一般)

関電に怒り ‘電力不足ウソか’

県外在住のDrよりちょっと意地悪な質問をして良いと言われました。
それは、「電力をこれだけ使っている透析という治療を行っていて、原発反対というのは矛盾しない?」
と言う質問でした。

それは、僕もいつも自問自答してしまう事です。

それで以下のように答えました。

基本的な考えとして、我々福島県民は原発事故直後から低線量を含めて大なり小なり被ばくを受けています。
その事による精神的苦痛や風評被害も受けています。
被害者です。

被害の原因となったのは、今回の国会事故調でも指摘されたように電力会社による人災から生じた原子力発電所の事故によるものです。
これは、電力会社の体質であり、東京電力に限ることではありません。ですので、沖縄電力以外の原子力発電を行っている電力会社は同列です。

被害を受けた方が、加害者が同様な過ちを犯す可能性があることに対して批判をする事は当然のことだと思います。

もう一つは全く反省をしていないと言う事です。
体質も変わっていません。
ですから、今回の事故を反省して今後はそのような事故が起こらないと世論が考えるまでは、原発を再稼働させるのはあり得ないと考えてしまいます。

以下の様な話が出てくる様では論外だと思います。

こちらは昨日書かれた記事です。

この文章の最後に書かれていますが、電力会社は地域独占や総括原価方式で守られ、献金・天下りがあります。
今回の再稼働は、電気が足りなくなるからでは無いようです。
電力会社の経営状況が悪化しないためです。

だから、この状況に対抗するには『福島の現状を訴えていく』しかないのです。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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