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震災直後に給水車が来た理由は!
土曜日に郡山救急医療談話会が郡山消防署でありました。
これまで一度も参加したことが無かったのですが、講演の内容が、
「東日本大震災をふりかえって」
双葉郡医師会長 井坂 晶 先生
「東日本大震災における郡山市保健所の対応について」
郡山市保健所所長 阿部 孝一 先生
でしたので、話を聞きに行ってきました。
井坂先生のご講演は以前も聴いたことが有りましたが、避難途中、そして避難所であるビックパレットでのご苦労は何度聞いても大変だったなと感じます。
阿部先生のお話は初めて聞きましたが、震災後の放射線に対する対応や避難所の感染対策など、とてもご苦労された事を聞きました。
また、災害時の透析治療についても注目してくださり、ありがたく感じました。
その後の質問で、医師会長の菊池先生の発言ですが、水道局から給水車を病院に行かせたら良いかと言う相談が来て、先ず透析施設に行ってくれと言ったと言う話を聞きました。
それは、震災後の病院が救急患者の受け入れで大変な状況になっている時に、透析困難となった透析患者が集まってしまったらさらに厳しい状況になるという判断だったそうです。
思い返せば、震災後、透析を再開するための準備をしていた日曜日の朝、呼んでもいないのに給水車がやって来ました。
たまたま、水道管は大丈夫だったのですが、その時点では実は水道が止まっているかは分からなかったのです。
だって、19トンもの貯水槽があるのですから、水道の蛇口をひねればいくらでも水は流れるのです。
しかも、その他の事で精一杯でしたから、水道が通っているか確認もしていませんでした。
でも、実際には本当に大丈夫なのか分からなかったのです。
給水車が来たときに初めて気づいて、慌てて貯水槽を見に行きました。
洗浄を行った後で貯水槽の水が減っていなく、水道管が破裂していない事が解りました。
通っていなければ、その後水集めに奔走したでしょう。
たまたま幸運にも水道管は通っていましたが、まずは透析施設に給水車を行くように話して下さって、本当にありがとうございました。
本当にありがたいと感じています。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。