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2011.10.20
生活 / くらし
その他(一般)

福島の放射線量

東京で、雨水が溜まるような所にたくさんのホットスポットが見つかりニュースになっています。
でも、それはホットスポットの数㎝近くまで線量計を近づけての数値です。
それに対し、福島で発表される放射線量の数値は、周囲にある線量が高いようなものの影響が受けなく、地上1mの地点で測っています。

だから、ある新聞ですが、

東京都足立区は17日、同区東和の区立東渕江小学校の敷地内で、毎時3・99マイクロ・シーベルトの放射線量を検出したと発表した。
福島第一原発事故で計画的避難区域に指定される福島県飯舘村八木沢で17日に計測された放射線量は毎時3・7マイクロ・シーベルトだった。

なんて記事を書くのはナンセンスなんです。

実際、僕が住んでいる町内会の方が測って定期的に配ってくれている数値ですが、

一番高い地表10cmで3.54マイクロシーベルトが1mで1.21マイクロシーベルトまで下がります。

ただ、東京でホットスポットが見つかり大騒ぎすることは悪いことではありません。
福島市の渡利では、先日ニュースステーションで特集していましたが、至る所で10マイクロシーベルト以上の場所があるようです。

年間の累積放射線量は20ミリシーベルトを超える部分があちこちにあるのに、政府や福島市は除染を優先させて避難は考えていないと言うのです。

住民が希望すれば線量が高いのですから避難の費用を出せばいいのです。
予算を決めていて、費用がかかりすぎるからやらないとしか考えられません。
このような状況を日本中に知ってもらうためには、東京のホットスポット騒ぎもいいかもしれませんね。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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