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『放射線で』医師不足拍車
9月17日の東京新聞の記事です。
北茨城市の北茨城市立総合病院で、原発事故による放射線の恐怖のため、常勤医が5名減ってしまった事を記事にしています。
震災前に16人いた常勤医が11人になってしまったそうです。
放射線量が0.15マイクロシーベルトの北茨城市でこれですから、郡山や福島の医師が減っていることが騒がれないのが不思議でなりません。
東京新聞は原発に対してかなり批判的な記事を書いていますので、このような記事が一面トップになるのでしょうが、あまり批判的な事を書かない他の新聞は重要視していないのかもしれません。
でも、福島県の医師不足が深刻化することは間違いないことですし、対策をしなければ取り返しが付かなくなります。
この記事で、豊田市長という人が「放射線が怖くて逃げるとしたら、医師としての資質以前の問題」と言っていますが、それは本末転倒です。
逃げる逃げないは個人の考えであって、逃げない状況を作る事が行政の仕事です。
現状では、医師が逃げなくなる対策を取っているとは思えません。
自分のやる事をやってから発言して欲しいものです。
記事の最後に、福島県では45名の医師が減ったと書かれています。
今後もどんどん減っていく可能性が有ります。
県や国は早急に対策を取って欲しいです。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。