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2011.05.10
生活 / くらし

学校に配られた線量計

高木文部科学大臣が以前、郡山市が独自の判断で基準値以上の小学校の表土を除去する方針を決めたとき、

「郡山市の独自の判断だが、土や砂を入れ替えなくても、政府が目安として示した1時間当たり3.8マイクロシーベルト未満の放射線量なら通常の屋外活動ができる。3.8を若干超えても、1日1時間に収めれば屋外活動ができる」

と発言しました。

そのうえで、高木大臣は

「大事なのは継続的に放射線量の測定をしっかりやることだ。学校の先生に線量計を持ってもらい、安全性の確保を心していくことが重要だ」

と発言しています。

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5月7日の記事へのコメントで、 ichi-tomoさんから会津では線量計があまり配られていないとありました。

それで、毎朝小学校の前で交通指導している校長先生に線量計がどのくらい配られているのか聞いてみました。

郡山市内で線量が高い地域の小学校でも、学校に1つしか配られていないそうです。

あれだけの発言ですから、少なくとも各学年1つぐらい配って、生徒の行動範囲をくまなく調べているのかと思っていましたので、呆れました。

校長先生には、父兄が不安に思っていますので、出来ればみんなが主に通う通学路も測定してくださいとお願いしました。

「継続的に放射線量の測定をしっかりやること」ためには、少なくとも子ども達が通る道や集まる場所を調べる事では無いのでしょうか。

その事をきちんとやることが、我々が安心して暮らせる最低限の事だと、どうか分かってください。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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