2010.02.12
生活 / くらし
グルメ / お酒

深谷ねぎが送られてきました。

実家から深谷ねぎが送られてきました。
2週間前に送られてきたねぎが下仁田ネギで、間違って送ったので今度は間違いなく深谷ねぎを送るからと両親に言われたのですが、本当に送られて来ました。
ちょっと来たのが早かったかもしれません。

下仁田ネギが消費し切れていない我が家の昨日の夕食は、下仁田ネギとキノコのなべと、焼き深谷ねぎでした。
焼いて食べるのは、下仁田ネギより深谷ねぎの方がちょっと上かなと思います。

ネットで調べてみると、長ネギダイエットという物が有るようです。
ちょっと頑張ってみようかな。

 

2010.02.09
診療
研究
生活 / くらし

血液透析患者の死因は2割が心臓突然死

成人で透析を受けている方の死因の約2割が心臓突然死であることが、今年の日本疫学学会で発表されたと言う記事が日経メディカルオンラインに載っていました。

発表された公衆衛生学の先生によると、
「血液透析患者において心臓突然死による死亡率は非常に高く、また発見が遅れるケースも少なくないことが分かった。
この調査結果は、血液透析患者に対する注意深い経過観察の必要性と、血液透析患者における心臓突然死を防ぐための対策が必要であることを示している」とコメントされています。

僕自身としては、これほど多いのかとびっくりしたのが正直な感想です。
それと共に思ったのが、〝血液透析患者における心臓突然死を防ぐための対策〟とはなんなのかと言うことです。

心臓突然死の半数以上が目撃されずに死に至っていたと言うことも記載されていましたが、できるだけ早期発見ができる体制を作る事でしょうか。

透析患者さんでは一人暮らしの方もかなりいらっしゃいますので、その方たちが常に緊急連絡とれる体制というのもなかなか大変ではないかと思います。

この様な話になると、どうしても何か有ったときの対策というのが注目されます。
でも、本当は何か起こらないための対策が大切だと思います。

一般の方では、これほどまでの突然死と言うことは起こりません。
そしたら、何が違うのでしょうか。

一番は動脈硬化です。
透析患者さんでは、高リン血症により異所性石灰化がおこり、動脈の弾力性がなくなり硬い動脈になります。
動脈のプラークも増えて脳梗塞や心筋梗塞も起こしやすい状態になります。

そして高血圧です。しかも、早朝高血圧があると脳卒中、心筋梗塞を起こすリスクが数倍に高くなります。

これらを回避するための唯一の方法は、十分な透析を行うことです。
たとえば、長時間透析を行っている方では、高血圧の頻度が非常に少なくなります。
そして、リンの値も低くなるので、異所性石灰化も起こりにくくなります。
さらには、透析中に無理な除水を行うことがなくなるので、透析中のショック状態を回避し、昇圧剤を減らすことができて、透析中に起こり問題である無痛性の心筋梗塞も起こす可能性が低くなります。

現状の週3回4時間血流200の透析でも、日常生活を過ごすためには何とか透析量は足りているのかもしれません。
でも、10年、20年後に突然死を起こさない為には、しっかり透析を受けると言うことが大切ではないかと僕は思っています。

 

2010.02.07
生活 / くらし

大雪ですね。

昨日は郡山は大雪でした。
昨日乗ったタクシーの運転手さんも、これほどの雪は10年以上記憶がないねと話していました。

朝、早起きしたので、雪道を自宅から2.5km歩いてクリニックまで行きました。
雪道でしたので、かなりいい運動になったのですが、付いた瞬間に雪かきをしなければならないことを思いだし、後悔しました。

ところで、節分の日には我が家も豆まきをしました。
お兄ちゃんが作ったお面をみんなでかぶり、「鬼は外」「福は内」とやったのですが、下のこの鬼の姿が可愛かったので、アップします。

2010.02.01
生活 / くらし
スポーツ

お相撲さんの断髪式に行ってきました。

昨年夏場所を最後に現役を引退した元幕内潮丸(31=本名佐野元泰、静岡県出身、東関)の引退、年寄「東関」襲名披露大相撲が31日、東京・両国国技館で行われた。

 断髪式では、かつて付け人をした元横綱の曙氏や横綱朝青龍ら約260人がはさみを入れた。最後に入門時の師匠で先代東関親方(元関脇高見山)の渡辺大五郎氏が大銀杏(おおいちょう)を切り落とした。東関親方は「先代に少しでも近づけるよう、一生懸命頑張ります」と涙ながらにあいさつした。

東関親方は1994年春場所初土俵。2002年秋場所で新入幕となり、最高位は前頭10枚目。先代の定年に伴い、昨年6月に部屋を継承した。(共同)
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ご縁があって、日曜日に断髪式に出席させていただきました。

緊張しました。

2010.01.31
診療
開業 / 病院経営
研究
仕事 / 職場

透析量の基準

時々他施設の患者さんを診察する機会が有ります。
透析を診療の中心にしている歴史が古い施設でも、透析導入してから数年経過しているのに、週3回3時間透析だったり、週2回で4時間未満の透析を受けている方がいらっしゃいます。

いろいろ事情が有ると思います。
たとえば、送迎の関係から週3回は連れてくることができないとか、仕事の関係上4時間はできないとかあると思います。

ただ、そのような方では他の患者さんよりも早い段階で体調不良を訴える場合が多いようです。
体調不良は急にやってきます。
それまで大丈夫だと思っていても、突然具合が悪くなる方が多いようです。
それは、何とか耐えていた身体が耐えられなくなったからではないかと思うのです。
透析不足なのですから当然だと思うのですが。

現在、透析量を計る基準は、KT/Vだったり、除去率だったり、クリアスペースだったりいろいろあります。
でも、透析不足であるかどうかを判断する基準は無いようです。

CAPDですと、自尿と透析排液を合わせたWeeklyCCrやKT/Vで一定以下となると透析不足だと判断できますが、血液透析ではそのような指標は有りません。
もしくは、僕が知らないだけかもしれませんので、このブログを見た方で知っている方がいらっしゃったら教えてください。

そのような指標が無いことが、透析不足を生んでいる1つの要因となっているのではないかと思うのです。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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