Warning: Use of undefined constant HTTP_USER_AGENT - assumed 'HTTP_USER_AGENT' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/enjinkai/www/wp/wp-content/themes/enjinkai/functions.php on line 63
2010.11.01
診療
仕事 / 職場

郡山の街を楽しむ おとなの 情報誌「ゆう」

郡山の街を楽しむ おとなの 情報誌「ゆう」に

『過活動膀胱』という病気

というタイトルで記事を書きました。

 そろそろ寒くなってきました。寒くなるにつれ、おしっこが近い、急に尿意を感じて漏れそうになるなどの症状で来院される患者さまが多くなります。
 これは『過活動膀胱』という病気の症状です。過活動膀胱は、急に尿意が生じて我慢するのが辛い尿意切迫感を主な症状とする症状症候群です。最近の調査では、40歳以上の8人に1人の方にこの病気の症状があるそうでとても一般的な病気なのです。
 過活動膀胱を起こす原因には、様々のものがあります。前立腺肥大症や脳卒中などの病気から生じる場合も有りますが、若い方では原因がはっきりしないことも多いようです。
 治療としては抗コリン剤と言うお薬がよく効きます。この薬は、前立腺肥大症などの排尿障害が原因の方に使用すると、症状が悪化することや、尿が出なくなることが有りますので、一度は泌尿器科専門医の診察を受けてから処方してもらった方が良いでしょう。
 また、喉が渇いてしまう口渇という副作用があります。そのため、内服を継続出来ないと言う方もいらっしゃいます。最近では、口渇をなるべく少なくするような薬が開発されてきました。それでも内服が継続出来ない方や、お薬だけでは症状の改善が不十分な方に対しては、定期的に通院して低周波治療を行うことで症状が改善される方もいらっしゃいます。
 過活動膀胱の治療を行うことで、『これまで行けなかったバス旅行が行けるようになりました。』『夜おしっこに起きなくなり、ぐっすり眠れます。』など、生活の質が改善される方がたくさんいらっしゃいます。
年のせいだとか、恥ずかしいとか考えずに、是非とも泌尿器科を受診してみてください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

寒さが増してきています。
すずきクリニックでは、寒くなるにつれて症状が重くなってくる病気である過活動膀胱に重点をおいて診療を行っております。

「ゆう」が届いた方は、ご覧になってみてください。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

カテゴリー

月別アーカイブ

サイト内の記事を検索

よく読まれている記事

リンク