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2009.06.15
診療
研究
その他(医療関連)

学習勉強会4

十分に毒素を抜く透析はどんな透析なんでしょうか。
可能ならば、透析の回数を増やす事が一番大切です。

以前ご紹介した、ヘモダイアリシスプロダクト(HDP=時間×頻度×頻度)は70以上を目指せと言われていますが、
週3回5時間の方は、5×3×3=45ですが、週6回2時間の透析では、2×6×6=72であり、この理論によると時間は短くても回数が多ければ、十分な透析となると言われています。

実際に在宅で行う家庭透析では、そのような透析方法で、元気に過ごされている方もいらっしゃる様です。
当院でも、一部の方で週4回の透析を行っている方もいらっしゃいます。
ただ、当院の場合は、中2日空くと体重増加が多くなる方であり、本来は、透析量を増やすために回数を増やすことが一番なはずでけどね。
現行の保険制度では、一ヶ月の透析の回数は14回までと決まっており、なかなか週3回より多い回数の透析を常時提供することは難しい状況です。

そして、次は透析時間の延長です。
長時間透析の定義は、6時間もしくは、5,5時間以上のようです。
患者さんたちの合意を得るのはなかなか難しいことです。

そして、血流量を増やすこと。
毎分200mlの血流が一般的ですが、後のスライドで出てきますが、それは日本だけの話です。
もっともっと血流は増やせると思うのです。

そして、HDFを行うことで毒素はもっともっと抜けるようになります。

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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