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透析者
最近、透析患者さんのことを「透析者」と呼ぶ場合が有ります。
以前、このブログでも紹介しました、長期透析患者さん100人に長生きの秘訣を聞いて書かれた「透析者と家族が元気になる本」と言う本の中で透析患者さんのことを「透析者」と言っています。
著者の堀沢 毅雄さんが、有る患者さんの手記の中で、「自分は透析患者と思わないで、たまたま透析を受けている透析者と思うようにしている。病人と思うことが、自分にとってプラスに働かない」と言う趣意の文があり、自分は透析患者と言うよりもたまたま透析をやっている人、普通に生きている人なのだ、と言う主張だそうです。
たまたま透析をやっているだけで、それ以外は普通の人と変わらないんだという考え方がいいですね。
透析を受けると、その日は身体がだるくて動けない。と言うのでは、とても透析を受けている以外は普通の人と変わらないと言えません。
だから、少し時間が長くても身体が辛くならず、十分な毒素と水分が抜ける透析を行うことが大切なのです。
透析後調子が悪く一日潰れるよりは、時間を延ばすことで、透析後の時間を有意義に過ごせるならその方がいいと思います。
そして我々透析を行う側は、透析を受けていない時間で患者さんたちが「普通の人と同じように生活できる」ことを提供することを目標に努力しなければなりません。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。