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2008.07.12
診療
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

電子カルテと高精細モニター

院内設備第2弾です。
電子カルテについてです。

当院では、東レメディカル社製の透析支援システムMiracle DIMCS21を使用しています。
透析で行った処置、行為、検査データがすべて三菱化学社製の電子カルテmKARTEに転送されるシステムになっています。

高精細モニターとCRファイリングシステムも、三菱化学と提携しているコニカミノルタ社のものを使う方がメリットがあり、他社のシステムを選択する余地がありませんでした。

今後、新たにクリニックの透析室を始める方で、東レメディカル社の透析支援システムを選ぶ場合には、このシステムを採用する方が多くなると思います。

それだけ連携していますので、使いやすいシステムですが、それでも自分が使いやすいように変えていく操作は非常に大切で大変です。
暇を見つけては、テンプレートの作成や、書状の作成を、せっせせっせとやっています。

以前も書きましたが、僕が思う電子カルテのメリットは、選択ボタン式のカルテを使うことで、聞き漏らすことが少なくなることと、患者さんに渡す書状や紹介状が作りやすいと言うことです。

最近では、かなりテンプレートを作り込んできましたので、再診時には、あれも聞いておけば良かったと思うことは少なくなったとは思っています。
また、ワードを使って書状を作るのですが、その書状を登録しておくと、自動で患者さんの氏名や生年月日が入力された書状が出来ますので、病気にあった診療計画書がその場で作れたり、栄養指導用紙も簡単に作成できます。

いまは、外来の合間に、診療中に気付いたテンプレート、書状の改良すべき点をちょこちょこと直している状態です。
でも、ちょっとの時間が空いたときにテンプレートなどが作り直せる電子カルテが一番使いやすいものではないかと思っています。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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