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2008.03.16
開業 / 病院経営

今日は最後の日当直

今日は、今勤めている病院での最後の日当直。
この病院の当直もいっぱいやりました。

結構暇で、時間があったので、クリニックに導入するm−karteと言う電子カルテで使用する『病名』や『薬』、『手技』を膨大な量のマスター本から抜き取る作業を開始しました。
抜き取ると言っても、必要な名前にチェックを入れる訳ですが、うんざりするほど多いんです。

『手技』はそれほど多くないのですが、『病名』や『薬』は山ほどあります。
今日はまず『病名』から開始しましたが、気の遠くなるような作業です。
病名と言っても、接頭語や接尾語がいろいろあり、
1部位(頭部、頸部など)
2位置(左、右など )
3病因(外傷性、感染性など、)
4経過(急性、慢性など)
5状態(悪性、良性など)
6患者さんの帰属(胎児、老人性など)
7その他(高度、生理的など)
8接尾語(疑いなど)
があって、そしてたくさんの病名があります。

1ページにおよそ58個の病名が書いてあって、分厚い本のページ数は403ページあります。
計算すると、2万3000個くらいの病名になります。
その中から、自分で使うものを選んでくださいとのことです。
気が遠くなります。

何か、面白い病名はないかと探してみました。
『尿テネスムス』というのがありました。
テネスムスとは、腹痛があって、頻繁に便意をもよおすのに、ほとんど便が出なかったり、排便があってもわずかしかない状態で、腹部症状の一つです。

『尿テネスムス』と聞いて、術後とか尿道カテーテル留置中によくある症状がテネスムスと似ているので、そのことを言っているのだとピンと来ました。
自分は使ったことがないのですが、病名に載っていると言うことは、全国的には結構使われていて、僕だけが知らないだけなのかな。
これまで、どんな病名をつけていいのか迷うことが時々ありましたので、ちょっとおさらいにもなるかな。

他にも、こんなに長い病名があるのかと感心するものもありましたが、病名をネタにするのはちょっと不謹慎なのでこのくらいにしておきます。
では、がんばります。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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