Warning: Use of undefined constant HTTP_USER_AGENT - assumed 'HTTP_USER_AGENT' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/enjinkai/www/wp/wp-content/themes/enjinkai/functions.php on line 63
2021.10.18
一般

モデルナ接種後、若い男性の心筋炎に注意喚起

モデルナ接種後、若い男性の心筋炎に注意喚起 厚労省が交差接種を容認

厚生労働省が10-20才台男性で、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン接種後に心筋炎が発症するリスクが高いと言う事で注意喚起すると報道がありました。

.

.

10-20才台でモデルナワクチンを接種した場合、男性で心筋炎の発症頻度が高いと言うデータからの注意喚起です。

.

.

10才台で、ファイザーワクチンを接種後の心筋炎発症頻度が100万人あたり3.7人に対し、モデルナだと28.8人となり、リスクが高いと言う事ですが、実はEやFなど、新型コロナウイルス感染後の心筋炎の発症頻度はワクチン接種後の心筋炎発症リスクより数十倍高い事もあります。

モデルナワクチンを接種禁止とかにするとファイザーのワクチンも接種しない方がいいと考えてしまう可能性があると言う事で、注意喚起のみになったようです。また、心筋炎を起こしても軽症例が多く、ほとんどの方が軽快・回復している事が確認されている事からも注意喚起にとどまっている理由の様です。

.

.
ただ、米食品医薬品局(FDA)は、モデルナワクチンの12~17歳向けの承認を延期する方針をとっていますので、日本でもそのくらいの措置を取っても良かったんじゃ無いかと言う気はします。
.
米当局、モデルナ製の12~17歳向け承認延期: 日本経済新聞 
.
.
厚生労働省からは、10-20才台でモデルナ接種済みの男性に関しては、1回目モデルナのワクチンを接種していても2回目をファイザーに変更する事が出来る様になりましたので、知っておいた方がいいでしょう。
.
尚、ワクチン接種して4日くらいの間に、胸の痛みや動悸、息切れ、浮腫などの症状が出たら、循環器内科を標榜している医療機関を受診する事をお勧めいたします。

 

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

カテゴリー

月別アーカイブ

サイト内の記事を検索

よく読まれている記事

リンク